浅草駅（つくばエクスプレス）の中古マンション購入なら大京穴吹不動産

浅草駅周辺の地域情報

・概要　
台東区は、東京都内のやや東部に位置する下町情緒あふれる街です。南側には、官庁街や企業オフィスが多い千代田区および中央区が隣接しています。また、北側には下町の風情ある街並みが特徴的な荒川区、東側には姉妹区の墨田区があり、西側は文京区となっています。
隅田川に沿って台東区の東側の境界があり、その周辺一帯は「東京低地」または「下町低地」と呼ばれるエリアです。一方、西部には富士山や箱根山などの火山灰が堆積してできた「上野台地」と呼ばれる高台となっており、古代遺跡の名所としても知られています。今から一万年以上前にあたる旧石器時代の遺跡や貝塚が発見されていることでも有名な場所です。

・由来や歴史　
台東区の区名の由来は、地勢的な要素に、漢字自体の意味を加味したものだといわれています。上野の高台を意味する「台」と、その東側に位置する浅草を意味する「東」の二文字は、台東区の地勢的特徴を端的に表しています。また、「台」は気品の高さを表し、「東」は日の出を思い起こさせ、力強さを象徴する漢字です。したがって、「台東」という区名は、気品高く活気あふれる街であることを表しています。
台東区の歴史は、明治維新の時代にまで遡ります。1868年に政治の中心であった「江戸府」が「東京府」と改称され、1889年の「市制町村制」の施行により、現在の台東区一帯を含む東京市（15区）が誕生しました。1932年には東京都制（35区）が発足し、戦後の再編を受けて東京22区制が始まります。さらに時代は進み、1947年3月15日の地方自治法制定により、新たな「東京23区制」が施行されました。その結果、当時の下谷区と浅草区が合併し、現在の「台東区」が誕生したといわれています。

・産業や名産品
台東区は、江戸時代から手工業や製造業を中心として栄えた商工業エリアのひとつです。特に、靴やベルト、カバンといった皮革産業が盛んな地域としても知られています。さらに、地場産業である伝統工芸品の製造を担う職人も多く、江戸漆器や江戸指物、江戸神輿や江戸手描提灯などが有名です。「伝統工芸館」では、各伝統工芸品の作品や、職人による製作実演を見学することもできます。

浅草駅の地域情報

東武鉄道の浅草駅には、東武スカイツリーラインに直結する駅ビルがあり、地下1階から地上7階までの各フロアにてショッピングやグルメを楽しむことができます。生鮮食品や日用雑貨、ファッションや家電製品まで揃っており、通勤通学の途中で利用するのに便利です。また、各鉄道路線の浅草駅周辺には、シティホテルやビジネスホテルが点在し、老舗飲食店やレストラン、カフェなどのグルメスポットも充実しています。

浅草駅の交通アクセス

浅草1丁目付近にある浅草駅は、都営浅草線のほか、東京メトロ銀座線および東武鉄道伊勢崎線が利用可能です。また、少し離れた西浅草3丁目付近にも浅草駅があり、千代田区の秋葉原駅とつくば市を結ぶ鉄道「つくばエクスプレス」が利用できます。
各鉄道の浅草駅周辺には、都営バスや台東区内を走行する循環バスの路線も充実しています。浅草駅から東方向へ進み隅田川を越えると、川岸に沿って首都高速6号向島線が走っており、車でのアクセスも便利な立地が魅力です。東武鉄道の浅草駅正面口を出ると、左右両側にタクシー乗り場が設けられており、利用しやすい環境が整っています。

浅草駅の生活情報

浅草駅がある浅草1丁目および2丁目付近には、銀行や郵便局などの金融機関のほか、各種病院やクリニックなど医療施設が充実しています。また、駅前大通りの雷門通りを中心として、食品や雑貨を販売する店舗やコンビニも点在し、生活に便利な環境が魅力です。駅周辺の商業エリアには、小学校や高校、幼稚園や児童館といった文教施設や都市公園のほか、オフィスビルや居住用マンションも混在しています。
浅草駅周辺のエリアは、老舗商店が多数ある街としても知られています。例えば、浅草の代名詞ともいえる雷門から浅草寺につながる約250mの道沿いには、江戸時代以降、数々の歴史を刻んできた「仲見世商店街」が展開しています。日用品だけでなく、浅草ならではの名産品や銘菓、土産物を取り扱う店舗が軒を連ね、ショッピングや観光スポットとしても人気です。さらに、つくばエクスプレスの浅草駅より西に進むと、調理道具や食器、業務用食材などで全国的にも有名な「かっぱ橋道具街」があります。

浅草駅の観光スポット

浅草駅周辺には、国内でも有数の観光スポットとして知られる「浅草寺」のほか、日本の歴史や文化を感じられる観光スポットが充実しています。区民向けの催しのほか、コンサートや歌舞伎、お笑いライブなどが鑑賞できる「公会堂」も人気スポットのひとつです。

・浅草寺
都内でも最古の寺院といわれ、「浅草観音」としても親しまれている浅草寺。雷門をくぐり参道を進むと、宝蔵門にある総高5.45mの仁王尊像が迎えてくれます。また、魔除けのために祀られている高さ4.5m幅1.5mの「大わらじ」も見所のひとつです。

・台東区立浅草公会堂
1,000以上の客席数を誇る大ホールのほか、絵画や書道などの個展等に利用できる展示ホール、3種類の集会室を備えた施設です。年間を通じて、古典芸能やお笑い、各種コンサートなどのイベントが催されており、公式サイトにて開催日程やチケット情報が確認できます。特に、歌舞伎や日本舞踊の愛好家の間では、臨場感あふれる花道が魅力的なホールとして人気を博しています。

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