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意外な盲点?マンションリフォームで注意したいコンセントの位置と場所

目次

マンションは新築・中古にかかわらず、住民が守るべき管理規約や使用細則が決まっています。リフォームももちろんその例外ではなく、制限・制約を守った範囲で行わなければいけないこと、即ち、リフォームできる範囲は自身が所有権をもつ専有部分だけに限られることには注意が必要です。
特に管理規約違反の場合は工事の停止や原状回復工事を求められることもあるので、自分のしたいリフォームは可能なのか、まずは管理規約などで確認するようにしましょう。
なかでも電化製品の多い現代の生活では、コンセントの数や位置は重大な問題。特に築年数が古い団地などでは、室内のコンセント数が少ない場合も珍しくありません。あとからコンセント工事を独立して行うこともできますが、壁紙の張り替えや間仕切り壁のリフォームに合わせて行えば仕上がりもきれいになるので、リフォーム前には予め必要なコンセントの位置や数を決めておくのがおすすめです。


位置決めのポイントは、実際の生活のシミュレーション


コンセントの位置を決めるには、次のような点に注意するとよいでしょう。
 

・部屋ごとに、生活に使う家電をリストアップしてみる

キッチンでハンドミキサーやフードプロセッサーを使うなら、天板の上で使いやすいシンクの上にコンセントを増やした方が良いなど、実際の生活を想定してみるのはおすすめの方法。コンセントのだいたいの数と位置を決めるのに役立ちます。

 

・家具のレイアウトを決める

リビングならどこにテレビを置くのか、寝室ならどこにベッドを置くのかと大きいものから決めていくのがポイントです。例えばベッドの位置が決まれば、枕元にはスタンドや携帯電話の充電用のコンセントがいくつ、足元には布団乾燥機や電気毛布用のコンセントがいくつ必要というふうに、周辺に必要なコンセントの数も自然に決まってきます。

 

・掃除機をかける時を考えてみる

廊下や部屋の隅などは「掃除機のコードが届かない」という事態になりやすい場所。また、部屋に入ってすぐの位置にコンセントがあると移動が最小限で済み、掃除がしやすいというメリットもあります。流行のロボット掃除機を使用する予定ならば、充電できる設置場所を確保しておくことも忘れずに。

マンションのリフォームは専有部分に限られますが、制限の中でどう自分好みの空間を作るかを考えるのは一戸建てでは味わえない楽しみでもあります。ルールをしっかりと把握し、工夫を凝らして快適な空間を作ってみてください。
編集監修者情報
編集監修者
株式会社大京穴吹不動産
所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-19-18 オリックス千駄ヶ谷ビル
設立年月
1988年12月
問い合わせ先
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