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フローリングにひと工夫。「方向、幅、素材」にこだわって個性的な部屋を作る!

公開日:2016-08-19 00:00:00.0
リフォームの中でも、比較的実施することが多いフローリングの張り替えは、「傷んだ物を張り替えるのだから、同じような感じの材質でいいや」と、何となく決めてしまいがちです。しかし、ちょっとしたところにこだわることで、お部屋の雰囲気をガラリと変えることもできます。
ここでは、個性的な部屋作りにも役立つ、おすすめのこだわりポイントを紹介します。

1. あえて「張る方向」を変えてみる

最も標準的なフローリング素材は、幅75~90mm、長さ1,820mmの細長い板状で、10枚並べると畳1枚分くらいになるサイズです。これを廊下や部屋に張っていくわけですが、普通は「長手方向」といって、部屋の長辺と平行に張っていくのが一般的です。廊下なら、より奥行きがあるように感じますし、部屋を広く見せる効果も期待できます。
これに対して、あえて「短手方向」という、部屋の長辺と直角に交わる方向に張っていく方法や、斜め方向に張っていく方法もあります。壁や周りの色合いとの兼ね合いによっては違和感が出てしまう可能性もありますが、個性を演出したり、一瞬部屋の広さを錯覚させたりするなどの効果を演出できます。
ただし、斜めに張ると材料のロスと職人の手間が増える分コストアップしますので、予算などには注意が必要です。

2. フローリングの「幅」を変えてみる

フローリングの幅によって、部屋の印象は変わってきます。
これまでフローリングといえば、そのほとんどが幅75~90mmでした。しかし、最近では100mmや120mm、150mmなどのサイズも普及しはじめています。それもあってか最近の新築マンションでは、150mmの幅広タイプが多く使われるようになっています。
素材となる木の種類にもよりますが、幅広のフローリングの特徴は、木目がよく見えることです。しかし、コスト的には幅の広いタイプのほうが高額になりますので、発注の際はご注意ください。

3. ニーズに合わせて「素材」を選択する

最後のこだわりポイントは、見た目はもちろん、触り心地にも大きな違いをもたらす「素材」です。
フローリング材はすべて「見た目は木」ですが、大きく分けると

・合板の表面に木目模様のシートを貼り付けた「プリント」

・合板の表面に薄く切ったきれいな木目を持つ天然木の板である突板(つきいた)を貼り付けた「天然木化粧合板」

・天然木である「無垢材」

の3種類があります。コストパフォーマンスを最優先するならプリント、コストを抑えつつ天然木の良さを取り入れたいなら天然木化粧合板、多少コストがかかっても高級感・本物感がほしいなら無垢材と、それぞれ特徴がありますので、ニーズに合わせて選んでみてください。

ここで紹介した張り方や幅、素材など、どれか1つを変更するだけでも、今までの部屋とは違った雰囲気を作ることができますので、ぜひ検討してみてください。


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