購入時の参考にしたいマンションの給水設備別メリット・デメリット

2016-11-29 16:58:54.0

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中古マンションを購入する際、洗面所やお風呂など、水周りの環境は重要なチェックポイントのひとつです。しかし「水」そのものの給水方式まで確認したという人は、意外と少ないのではないでしょうか?マンションの給水方式は大きく分けて、2つの受水槽方式と1つの直結給水方式があり、それぞれメリットとデメリットがあります。普段はその差を体感することはないかもしれませんが、災害時に水が出るかどうかなど、危機意識の高い方には気になる点もあります。ここでは給水方式について紹介したいと思います。
 
高架水槽方式【受水槽方式】

水道管から流れてきた水を、一度受水槽(水道水を貯める貯水槽)に貯め、揚水ポンプで汲み上げて屋上に設置された高架水槽に送ります。その水を重力を使って全戸に供給します。
 
<メリット>
・受水槽と高架水槽に水がストックされているので、停電や断水時に利用できる。
 
<デメリット>
・高置水槽や高架水槽、受水槽を設置するための大きなスペースが必要。
・水質を保つための定期検査と水槽の清掃やメンテナンスの手間・費用がかかる(マンションの管理費・修繕積立金に含まれるのが通常)。
 
<災害時の特徴>
・停電時には、しばらくは重力で水を供給する高架水槽の水が使える。予備電源や発電機があれば受水槽の中の水を汲み上げて利用可能。電源がなければポンプが作動しないので、受水槽から直接汲み出す必要がある。
・地震で高架水槽が破損する可能性がある。
 
加圧給水方式【受水槽方式】

受水槽に貯めた水を、加圧ポンプを使って各戸に供給する方式です。
 
<メリット>
・受水槽に水がストックされているので、停電や断水時に利用できる。
・高架水槽がない分、設置や管理コストが安い。
 
<デメリット>
・水質を保つための定期検査と水槽の清掃やメンテナンスの手間・費用がかかる(マンションの管理費・修繕積立金に含まれるのが通常)。
 
<災害時の特徴>
・停電時には加圧ポンプが作動しないが、受水槽から直接汲み出して使用することができる。
 
直結増圧給水方式【直結給水方式】

受水槽方式が、水をタンクに貯めてから利用するのに対し、直結給水方式は水道管から直接各戸に水を届ける方式です。増圧ポンプを使って配水管の水圧を増圧して各戸へ給水します。技術の進歩により、以前は難しかった高層な建物への供給も可能になったことから、新しいマンションではこの給水方式を取るところが増えています。
 
<メリット>
・受水槽が必要ないので、点検・清掃の手間がかからない。
・受水槽分の敷地を有効活用できる。
・直接水道水が出るので、水質の不安が少ない。
 
<デメリット>
・水のストックはない。
 
<災害時の特徴>
・直結給水方式であれば、断水でなければ停電時でも1~3階程度はそのまま水が出ることが多い。
・電源の有無にかかわらず、受水槽がないので断水状態になったら水を得る手段がない。
 
いかがでしょうか?今回紹介した給水方式は、リフォームやリノベーションでは変更することができませんので、中古マンション購入時にチェックしてみてください。
 

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