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「何を」「どこまで」行うかを決めて、無駄のないトイレリフォームを!

公開日:2017-02-22 00:00:00.0
「トイレ」は直接肌が触れる部分もあるので清潔であってほしいものです。中古マンションの購入者の中には、トイレのリフォームを検討する人は多いのではないでしょうか。ここでは、トイレを賢くリフォームするために役立つ、費用の目安や注意点、事例などを紹介していきます。
 
基本価格は便器本体+工事費

トイレのリフォームにかかる基本費用は、便器本体の価格+工事費です。
便器の種類は「タンク付きタイプ」と「タンクレスタイプ」「一体型」などがあります。値段は商品グレードによって変化し、安い物で3万円、瞬間暖房や自動清掃、オート開閉機能などがついた人気の商品だと30万円くらいする物もあります。
便器交換にかかる工事費は2~3万円であることが多いですが、和式便器を洋式に替える場合、工事費はかなり高額になります。
また、実際のリフォームでは、便器交換だけでなく「どこまでリフォームを行うか」によっても費用総額は変化します。例えば、「床・壁・天井などの壁紙を貼り替える」「新しく収納棚や手洗い場を設ける」などです。工事費用は前者だと合計20~60万円、後者では合計30~80万円くらいかかることもあるようです。
 
マンションでトイレのリフォームをする場合は排水方式や給水圧力をチェック

マンションのトイレリフォームでは、排水方式に注意をしなくてはなりません。排水方式は、「床排水」と「壁排水」の2種類があり、違う排水形式の便器は使えません。1995年以降の物件は「床排水」が採用されている場合が多いようですが、交換前に必ず確認しましょう。
また、タンクレスタイプを設置する場合は、給水圧力の確認も重要です。タンクレスタイプの便器は、給水管からの水道の圧力をそのまま利用する構造なので、給水圧力が低い場合は使えません。マンションの高層階など、水圧の低いところに設置する場合は、加圧装置のついたものを選ぶ必要があります。
 
トイレのリフォーム実例紹介

リフォームの価格には幅がありますので、実例をいくつかご紹介します。リフォームの際に参考にしてみてください。
 
・便器の交換のみ:費用約11万円
便座を温水洗浄便座に交換。節水タイプなので、毎月の水道料金の軽減も期待できます。
 
・便器の交換+内装一新:費用約50万円
便器をタンクレスタイプに交換。同時にタイルや壁紙等、内装も一新し、手洗いカウンターを新設しました。
 
トイレのリフォームといっても、何をどこまで行うのかによって費用はだいぶ変わってきます。無駄を抑えるためにも、どんな空間にしたいのか全体像を考えた上で、リフォーム計画を立ててみてください。また、広々としたショールームでは小さく見えた便器も、「実際に設置してみたら大きかった」ということもあります。ご自宅のトイレの広さに合わせ、バランスを考えて選ぶことも大切です。


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