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ヴィンテージマンションをリノベーション!マンションの価値はどう変わる?

公開日:2017-07-31 00:00:00.0
一般的に、マンションなどの建物は、経過年数によってその価値が下がってきます。しかし中には、築年数が数10年を経過しているにも関わらず、価値が下がることなく逆に値上がりするものも。
今回は、そんな「ヴィンテージマンション」と呼ばれる物件についてご紹介します。


 ヴィンテージマンションとは? 

ヴィンテージマンションというと、レトロでおしゃれなマンションをイメージされる方も多いと思います。確かに1つの側面としては間違ってはいないのですが、元々ヴィンテージとは英語で「年代物」という意味であり、ワインの種別で使われる用語でもあります。10年以上前に醸造されたワインのうち、当たり年の質の良いワインをヴィンテージワインと呼んでいることから、「ヴィンテージ」は年代を経ても価値を持つもの、という意味で使われるようになりました。
つまり、ヴィンテージマンションとは、建設から数十年を経ても資産価値を保っているものを意味しているのです。
ヴィンテージマンションといわれるマンションの特徴として、
 
・立地が良い(都心や高級住宅街など、人気のあるエリアに建てられている)
・デザイン性に優れている
・管理体制が行き届いている
 
という条件も含まれる場合が多いです。元々は高級マンションとして売り出され、中には著名な建築家の設計で建てられたものが、住民や管理組合の高い意識とメンテナンスにより、時を経てヴィンテージマンションと呼ばれる物件になっているのです。

 
ヴィンテージマンションの希少性

ヴィンテージマンションの中でも人気の物件は、1965~1975年頃のものや、現在では土地を確保することさえ難しい都心の一等地にあるものが多いようです。
 
また、デザインについても当時最先端だったということに加えて、細部に至るまで独自に設計されたものが多く、長年丁寧にメンテナンスされ、味わい深いレトロな雰囲気を醸し出すことで、その希少価値を高めています。
以上のような要因から、ヴィンテージマンションは時を経てもその価値が下がりにくく、むしろ新築当時よりも高値で取引されることもあるのです。

 
ヴィンテージマンションは、リノベーションによって価値が高まることも

人気のヴィンテージマンションですが、最新のマンションと比べると、現在の生活様式にそぐわない部分もあります。経年による壁や扉の劣化はもちろん、室内の設備や水回りに部屋の間取りなども、建てられてから一度も手が加えられていない場合、不便な部分もあるでしょう。
 
ヴィンテージマンションはその希少性を保つために、「手を加えるべきではない」と考える方もいるかもしれませんが、リノベーションすることで居住者にとっての利便性が上がり、価値が高まる場合もあります
 
何かしらの理由で物件を手放さなければいけなくなった場合、物件自体の価値に加え、多くの方にとって住みやすい環境にリノベーションした物件は高値で取引されることがあります。ヴィンテージマンションを購入した方は、物件としての資産価値向上のためにも、居住者の生活クオリティを上げるためにも、リノベーションを考えてみてはいかがでしょうか。

 
おわりに

ヴィンテージマンションは、ただ古いだけのマンションではありません。建てられてから何十年も経過しているにも関わらず、その好条件な立地や独創的なデザインなどによって、資産価値を保っているマンションのことです。
現在ではなかなか手に入れることのできない条件がそろっていることから価格が上がる傾向にあり、リノベーションをして内装を使いやすく便利なものにすれば、さらなる価値の上昇が期待できるかもしれません


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