住まい
買う
新築マンションよりも得？中古マンションをリノベーションするメリットとは？
公開日：2018-03-30 00:00:00.0
新築マンションの供給不足や価格高騰が進んでいることから、希望の条件に合う新築物件を探すことはより困難になっています。そこで、中古マンションを購入してリノベーションを行うという方法が、物件購入の幅を広げる選択肢として注目を集めています。
今回は、中古マンションのリノベーションについてご紹介します。
リノベーションとは
最近よく耳にするようになった「リノベーション」という言葉ですが、「リフォーム」とはどのような点が違うのでしょうか。
リフォームは古くなった住まいを、建築当初の性能へ近づけることを指します。つまり老朽化して壊れている箇所や、カビなどで汚れている箇所を直すなど、マイナスの状態のものを原状回復させる目的で行われます。
これに対してリノベーションは既存の建物に大規模な工事を施し、性能をさらに向上させ、価値を高めることを指します。工事の目的が修復だけではない点が、リフォームとの大きな違いです。
リノベーションは、より利便性やデザイン性の高いものに改良する、ライフスタイルに合わせて間取りや内装を変更するなどの目的で実施されます。住む人に合った住まいへと自由に変更できるため、自分らしい暮らしをしたい方には特におすすめだと言えるのではないでしょうか。
中古マンションをリノベーションするメリット
中古マンションを購入してリノベーションを実施することによって、どのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、中古マンションをリノベーションするメリットを3つご紹介します。
《1.物件の選択肢が増える》
希望するエリアで条件通りの新築マンションを見つけようとしても、中々うまくいかないものです。特に駅に近い区域は開発が済んでいるところが多く、新築マンションが少ないため、当初の条件を妥協してしまうこともあるでしょう。
しかし、中古マンションのリノベーションも視野に入れることで、選択肢が大幅に広がります。中古マンションは新築マンションよりも圧倒的に供給量が多いため、候補に挙げられる物件が増え、希望のエリアや希望の条件を満たした物件に住める可能性が高くなるのです。
《2.新築マンションよりも費用が抑えられる》
同じ条件で新築マンションを購入する場合と、中古マンションを購入してリノベーションする場合の費用を比較した際、後者のほうが安く済むことが多くあります。
リノベーションの費用は物件の規模やデザインによっても異なりますが、リノベーション費用と中古マンションの購入費用を合わせたとしても、新築マンションを購入するよりも費用を抑えられる場合が多いと言えるでしょう。
《3.ライフスタイルに合わせて自由に設計できる》
リノベーションでは、自分のライフスタイルに合わせて間取りを変更することもできます。例えば、立地が良い物件だが間取りが合わない場合、リノベーションすることで住みやすい住環境を作り上げることが可能です。
また、既存のマンションでは似たり寄ったりの内装になりがちですが、リノベーションによって自分好みの内装にすることもできます。
おわりに
立地条件や間取り、設備など、希望する条件が全てそろっている新築マンションを探すのは大変ですが、中古マンションをリノベーションする場合、立地条件が合っていれば、間取りや設備は後から好みに合わせてアレンジすることができます。
ただし、理想の住まいを実現しようとすれば、規模やデザインなどの条件によっては費用が高くなる可能性もあります。
今回ご紹介した情報を参考に、中古マンションのリノベーションも視野に入れながらマンション探しをしてみてはいかがでしょうか。
