DESIGNS デザイン

住まいは暮らし手の宇宙の中心である
豊かな経験、培われた美意識、人の歴史はここに刻まれる

だからこそ、暮らし手が最も大切にし誇りとするものを
ふさわしいかたちで表現し、心地よくつつみこむ空間でありたい

用賀の中で唯一ともいえる大規模な敷地に、世田谷の静かな住宅地にふさわしい邸宅

エントランスゲートのある北側には、約100mに渡る中世ヨーロッパの城壁を思わせるような擁壁が設けられており、居住空間を包み込むような造りとなっています。 道路面と同じ高さのエントリーフロアには、エントランスや共用空間、屋内駐車場が設けられています。その上部にはガーデンフロアに屋上庭園と住宅ゾーンが設けられておりセキュリティ性の高さがうかがえます。

ゲート周りの擁壁などからは、ひとつひとつにこだわって手をかけたデザイン性の高さと繊細かつ巧妙なクラフトマンシップが感じられます。ゆったりとした豪華な雰囲気を持った門構えのエントランスゲートには、円形の回廊・天空を円く切取る「パンテオンサークル」や「エントランスゲート」の水音に導かれて安らぎの世界が深まっていくかのような上質な空間づくりとなっています。

共用空間や住戸空間のデザインは、計算されたバランスや対称的な美を重んじる西洋的(continent)なエレガンスさを感じられます。西洋のデザインは、人の手によってつくられた美しさを追求し、左右対称のバランス感覚をとても大切にすることが特徴的ですが、「グランフォート用賀」には対称的なかたちを基本にする手法が取り入れられており、正統な趣を持ちながら視覚的に落ち着いてリラックスできる空間となっています。 全体的に格式の高さと「もてなし」の雰囲気が大切にされており、訪れた方を迎えるメインエントランスでは、シンメトリーなフォルムと照明の効果で重厚感と同時に暖かな安らぎが感じられます。居住空間そのものの好みは人それぞれ違うと思いますが、空気を感じ、時間を感じ、光を感じるなど、どれだけリラックス出来る空間であるかを一番重要なものとして考えられています。誰よりも住む方ご自身をもてなす、柔らかな空気感を感じることのできるハイクオリティな空間が広がっています。

普遍の格式を表現する現代の城館

堂々とした風格をもってそびえる建築。都心とのほどよい距離を置いた静けさを愉しむ住宅街「用賀」の一角にひときわの存在感をもたらしています。東京人の真のやすらぎの場となり、そしてフォーマルなもてなしの場としてもふさわしい現代の城館としての住まいとして、普遍的な美しさが表現されているかのようです。

高台の立地を活かした2層構造

高台の立地を活かしたエントリーフロアとガーデンフロアの2層構造。道路面と同じ高さのエントリーフロアにはエントランスや共有空間、地下駐車場が設けられています。エントリーフロアの上部に位置するガーデンフロアには屋上庭園が設けられています。

ヨーロッパの城館のような重厚な外壁・ゲート

砧公園通りの緩やかな坂道に沿って約100mにわたって続く外壁の前には、等間隔に美しい針葉樹が植えてあり、門構えに格調の高い雰囲気がつくりだされています。

パンテオンサークルとエントランスカスケード

天空を円く切り取るようなパンテオンサークルと心潤す水音でやすらぎを感じさせてくれるエントランスカスケードが設置されています。外からは予想のつかない風景の展開によって、もてなしの趣を深め、そして中へ招かれる期待感を高めるための工夫が施されています。

質感にこだわった職人の手業

石積みを思わせるエントランスは白い太目地を塗り込み、熟達した職人がひとつひとつ手をかけたクラフトマンシップの感じられる造りが特徴的。そうした細やかなディテールへのこだわりが、全体の印象をさらに上質なものへと押し上げているかのようです。

華やぐグランドロビー

格式あるホテルを訪れたときのような、凛とした空気と落ち着き、そして華やぎが共存した空間。床は美しくデザインされた模様貼りを施し、左右対称につくられた静けさを感じさせるシーンが気品とやすらぎを醸し出しています。