STRUCTURE 構造

免震構造を採用して
耐震性・耐久性に配慮された基礎構造
暮らしを守る独自のセキュリティ

安全と大切な財産を守る免振構造

免震構造

地震が発生した場合、建物と地盤の間に配した免震装置が地震による揺れを吸収する「免震構造」が採用されています。免震装置に使われている積層ゴムが水平方向に大きく変形して、建物に伝わる揺れが大幅に抑制されます。躯体の損傷が防げることはもちろん、家具の転倒等による二次的被害の抑制にも繋がります。人生の拠点であり財産でもある住まいと、ご家族の安心な暮らしを支えます。

免震装置

〈ライオンズタワー榴岡公園桜美邸〉には免震装置として、「高減衰積層ゴム 13基」、「鋼製ダンパー 4基」が基礎免震工法の免震部材として配置されています。
※免震装置は震度約4程度以上の地震で作動して、揺れを吸収・分散して建物を支えます。

【高減衰積層ゴム:13基設置】
積層ゴムが、平常時には建物の荷重をしっかり支え、地震時には水平方向に大きく変形して地震動が軽減されます。
※積層ゴムとは「厚さ数ミリのゴム」と「鋼板」を交互に積層し、上下(垂直)方向には硬く、水平方向には柔らかい性能を持った構造体です。
【免震U型ダンパー:4基設置】
地震時に安定した復元力特性で地震エネルギーを吸収し、揺れを低減します。また、繰り返しに対する疲労特性にも優れています。

強固な支持層へ杭を使わない直接基礎工法

建設前の地盤調査を綿密に行い、3ヵ所のボーリング調査の結果、地盤強度を示すN値が60以上の安定した地盤に地下7mで到達しています。その堅固な地層を支持層とすることで、杭を使わない直接基礎工法により、建物がしっかりと支えられています。
※N値とは地盤の固さを示す数値で、サンプラーと呼ばれる鋼管パイプを地中に30cm打ち込むのに要する打撃回数のことです。原則として同じ地質であればN値が大きい程、堅い地盤ということになります。

基本構造

柱の強度

建物をしっかりと支えるためにより高い強度が求められる柱・梁には、高強度せん断補強筋フープが使用されています。
※柱の部分によって異なります。

躯体の強度を向上させるダブル配筋

構造壁およびスラブは、配筋を2重に組むダブル配筋(チドリ配筋を含む)にして、地震への抵抗力や躯体の強度を向上させています。
※一部を除く

劣化対策等級3(構造躯体等)

通常の自然条件および維持管理の条件のもとで、大規模な修繕工事を必要とするまでの期間を伸長するため必要な対策の程度を評価した「設計住宅性能評価書」の劣化対策等級(構造躯体等)で、建築基準法に定める基本的な対策では「等級1」となりますが、〈ライオンズタワー榴岡公園桜美邸〉は最高等級(等級3)の評価を受けています。

2つの「住宅性能評価書」を取得

「住宅性能評価書」とは、国土交通大臣の登録を受けた第三者評価機関が、共通のルールに基づいて新築マンション等の性能を評価し、分かりやすく等級や数値などで表示したものです。
※2011年1月完成。新築(完成)時に「建設住宅性能評価書」取得物件。新築(完成)時に「建設住宅性能評価書」取得物件。
※住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)の定める「新築住宅」に該当しないため、登録住宅性能評価機関による評価内容の保証はありません。また、品確法に基づく瑕疵担保責任は負いません。
※「指定住宅紛争処理機関」の利用はできません。

天井・床構造

住戸間は約275mm(※1)のスラブ厚が確保されているため、重量衝撃音が伝わりにくい構造になっています。さらに、直貼用フローリングにはLL-45等級相当の部材を採用して、軽量衝撃音の低減がはかられています。
※1):玄関水回り段差スラブを除く
※LLとは、上下住戸間の軽量床衝撃音に対する遮音性能を示す等級単位で、数値が小さい程高性能。軽量床衝撃音とは、スプーンを落とした時のコツンという音や、スリッパのパタパタという歩行音のことです。
※床材の表示性能は、JISの基準による当該製品の単位性能で、実際の住戸での性能を示したものではありません。

断熱工法

外壁には室内側から硬質発泡ウレタンフォームを約30mmの厚さで吹き付け、断熱性能が向上しています。高気密住宅に欠かせない断熱性能を発揮することで、カビの原因にもなるイヤな結露の防止に配慮するとともに、省エネにも貢献します。

戸境壁

万が一、火災が発生しても隣戸への延焼を防ぐため、各住戸の間の戸境壁は、耐火性に優れた乾式耐火遮音間仕切りが採用されています。この壁は遮音性にも優れているため、隣家からの音の伝播を防ぐとともに、音漏れを防いでプライバシーが守られます。

排水竪管

排水堅管は、強度に優れ音の響きにくい排水用塩ビライニング鋼管が使用されています。さらに、グラスウールと遮音シートを巻き付け、排水管の音漏れに配慮されています。

アウトフレーム工法

「アウトフレーム工法」の採用により室内に柱型が出っ張ることなく、開放感が向上されています。また、コーナーにフィットするように家具などのレイアウトができるため、居室を無駄なく広々と活用できます。
※一部居室を除く

ボイドスラブ工法

鉄筋コンクリート造スラブの内部に中空部を設けたボイドスラブ工法により、軽くて強い構造が実現されています。同じ質量の在来のスラブより梁と梁の間の支持スパンが長くなっています。また、天井に余計な出っ張りがなく、スッキリとした室内空間になっています。

SECURITY

24時間遠隔管理システム

居住者の方が安心して過ごせるよう、セキュリティにも細心の配慮が施されています。「L.O.G.(ライオンズ・オンライン・ガード)システム」は、火災などの緊急事態や異常事態が発生した場合に、大京アステージログシステムセンターへ自動通報されます。また、専門スタッフにより、24時間体制で適切かつスピーディーな対応が行われます。
※消防への通報は一次発見者からのものであることが必要となり、火災センサーによる信号送信のみでは行われません。

多機能インターホン

カラーモニターを見ながら、受話器を持たずに来訪者と会話ができるハンズフリーインターホンが設置されています。オートロック機能に加えて、録音機能も備えています。また、宅配ボックスへの荷物の到着もアイコン表示で確認できる便利な仕様になっています。
※カラーモニターはエントランス集合インターホンのみの対応です。

非接触型キーシステム

エントランス集合玄関機にID登録されたキーを近づけるだけで、エントランスの解錠ができるノンタッチキーシステムが採用されています。鍵穴を探して差し込む必要がないので、ご高齢の方や、大きな荷物を持っている方に便利な仕様になっています。

カラーモニター

エレベータ内部を外から確認できる防犯窓(1階を除く)だけでなく、内部に防犯カメラも設置されています。1階のカラーモニターで内部が確認でき、密室の安全性に配慮されています。

防犯カメラ

充実したセキュリティシステムに加えて、エレベータや自転車置場など共用スペースの要所に防犯カメラが設置されています。

ディンプルキー

玄関ドアのキーは約1,000億通りの鍵違い数により、耐ピッキング性に優れたディンプルキーが採用されています。複製もほぼ不可能という防犯性だけでなく、上下関係なく使えるリバーシブルタイプのため、操作性にも優れています。

鎌式デッド方式とスイッチ式サムターン

2カ所に設けられた玄関のドアロックは、ロック時に先端部の折れ曲がったフックが、がっちりと施錠し防犯性を高めるとともに、バール等のこじ開けにも強い鎌錠デッド方式が採用されています。さらに、サムターン回し対策としてスイッチ式サムターンも導入されています。

防災備蓄倉庫

安心な暮らしは日頃からの備えが重要です。もしもの災害を考慮して、いざというときのための防災用品を防災備蓄倉庫に常時収納しています。

AED

宅配ロッカー内にAED(自動体外式除細動器)が設置されています。突然の心臓の不規則なけいれんを正常に戻すための装置で、操作は音声ガイダンスにより指示され、どなたでも簡単に使用できます。
◇上記の内容・写真は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。
◇掲載の参考写真、参考イラスト、概念図については、実際のものとは多少異なります。