STRUCTURE 構造

日々の生活の安全・安心を支える
建物を支える強固な地盤と
プライベートを守る遮音性とセキュリティー

建物を支える堅固な地盤と杭

103本の鋼管杭

〈国分寺ゼルクハウス〉は、N値50以上を示す堅固な地盤を誇る地にあります。その地中約11mの支持層に、あらかじめ工場で十分な品質管理のもと制作された、耐震性能の高い鋼管杭が103本打ち込まれています。万一の地震の際にも建物をしっかりとささえ、安全性を高めています。
※N値とは地盤の固さを示す数字です。重量63.5kgのハンマーを75㎝自由落下させ、標準貫入試験用サンプラーと呼ばれる鋼管を地中に30㎝打ち込むのに要する打撃回数を示します。N値50以上とは、30㎝打ち込むのに50回以上叩かなければならない固い地盤であることを示します。

溶接閉鎖型帯筋・構造スリット

柱フープ(帯筋)には溶接閉鎖型を採用することにより、より耐震に対する信頼性が向上されています。また、建物のささえとしての耐力を要さない共用廊下などの非耐力壁が大きな被害を受けるのを未然に防ぐとともに、柱や梁などに過度な圧力が加わらないように配慮されています。

NSエコパイル

「NSエコパイル」とは、銅管の先に螺旋状の羽根を溶接した鋼管杭です。施工に当たっては、全旋回機等で鋼管を回転圧入します。その際、先端羽根のくさび効果で推進力を発揮させることにより、スムーズな貫入が可能となっています。また、NSエコパイルが採用されているため、低騒音・低振動・無排土・大支持力・高品質・高耐震性が実現されています。

遮音性と更新性

静粛性を高める遮音性能(二重床・二重天井構造)

プライベートのひとときを、静かに心地よく過ごすために、リビング・ダイニングのコンクリートスラブ厚は約270mm(一部250mm、280mm)に設定されており、不織布(吸音材)と空気層をはさんで防振ゴム付きの支持脚で床材とスラブをささえる二重床構造となっています。さらには、同じように空気層を持つ二重天井構造で上下階の生活音の伝達を抑えるように配慮、床下には、約120mm(水まわりは240mm)の空間が確保されており、そこに給排水管や電気配線を通すことで、将来的なリフォームやメンテナンスが容易に対応できるようになっています。また、外壁、戸境壁もそれぞれ十分な厚みが確保されており、車の走行音や話し声など外部から伝わる音、隣戸から伝わる生活音などを抑制する工夫が施されています。
※排水立管との接続には一部制約があります。

水まわりの遮音壁

排水音が気になるトイレの内側の壁には、プラスターボード約12.5mmを二枚貼りにして遮音性が高められています。加えて、内側の側を、床面から上階の床のコンクリート面までつなげ、音が天井を通って伝わることを防いでいます。

遮音性を高める配水管

居室に隣接した排水管にはグラスウールを巻き、居室側の壁はプラスターボードの二重貼りにすることで、居室内に排水音が漏れるのを抑える配慮が施されています。プライベートな時間が、静かで快適な環境が実現されています。

換気用レンジフード

キッチンのレンジフードには、空気の通路を塞ぐシャッター(ダンバー)が設置されています。スイッチを入れると自動的にダンバーが開いて換気をはじめ、切ると閉じるようになっています。

さや管ヘッダー工法

給水・給湯管には樹脂管を使用し、さらに保護用の管のなかに通したさや管ヘッダー工法が採用されています。従来の配管のように枝分かれがなく、ヘッダーと呼ばれる部分から各配管がつなぎ目なしで伸びているため、水漏れの原因にもなりやすい継ぎ手箇所が少なく、サビや腐食の心配も少なくなっています。

逆梁・ハイサッシュ

リビング・ダイニングには室内への梁の突出を少なくした逆梁工法を採用し、高さが天井近くまでのハイサッシュ(約2,200mm高)が設置されています。あふれる日ざしと爽やかな風を採り込み伸びやかな空間が創出されています。

セキュリティ

TVモニター付きオートロックシステム

建物メインエントランスには、TVモニター付きのオートロックシステムが採用されています、外部からの来訪者は、訪問先住戸の部屋番号を押し、TVモニターを通して居住者とコンタクトをとります。建物内から開錠操作を行うことでエントランスドアが開く安心のシステムが採用されています。

カラーTVモニター付インターホン

各住戸のリビング・ダイニングには、エントランスと直結したハンズフリーのカラーモニター付のインターホンが設置されています。エントランスで音声と画像、さらに住戸玄関で音声にて訪問者を確認することができ、録画機能も備えているため、都市生活にさらなる安心をもたらします。

警報機能付き玄関子機

万一、火災などが生じた場合、住戸内コントロールパネルの非常ランプが、居住者に異常を知らせてくれるシステムが採用されています。玄関子機が警報音を発して、近隣の他住戸へ知らされる機能が付いています。

ダブルキーロック

上下2ヵ所にキーロックが設置されています。また、ピッキング対策にも有効なリバーシブルピンシリンダー方式が採用されています。

耐震丁番

玄関ドアには、スプリングを内蔵した耐震丁番が採用されています。地震や火災など、万一の際の玄関からの避難・脱出が安心です。

耐震ラッチ

システムキッチンの吊戸棚に、地震の揺れに対しても扉が開かなくなることを防ぐ耐震ラッチが採用されています。吊戸棚内の食器類などが飛び出し、ガラス片などでケガする危険性を少なくしています。

保安灯(廊下)

突然の停電時にもあわてることなく対処できるよう、廊下に保安灯が用意されています。バッテリー内蔵型の保安灯が停電と同時に自動的に点灯し、取り外して懐中電灯として利用することも可能です。

RC戸境壁

万一、火災が発生した場合にも、被害を最小限に防ぐため、各住戸間の戸境壁には、十分な耐火性能をもった戸境壁が採用されています。火災が隣戸をはじめ周囲の住戸へと広がることを防いでいます。

地震管制運転システムエレベーター

運転中に一定以上の揺れを感知すると最寄り階に緊急停止し、乗員を安全に外部へと非難させる地震管制運転システムエレベーターが採用されています。停電時にも自動着床装置が作動し、閉じ込められる心配がありません。また、防犯窓、防犯カメラ、防犯ブザーも設けられています。

耐震ドア枠

地震の大きな揺れに遭遇した際、玄関枠がゆがんでドアが開かなくなる事態を防ぐため、枠が変形しても解錠できる耐震ドア枠が採用されています。万一の際にも非常口を確保し、安全性を高める玄関ドアとなっています。

マグネットセンサー

窓(浴室の窓、面格子のついた窓は除く)および玄関ドアには、セコムのコントロールセンターと連動したマグネットセンサーがすべての住戸に設置されています。セット時に外部から侵入者が侵入し窓やドアが開けられるとセンサーが反応し、警備員が速やかに急行する安心のシステムとなっています。また、外出時の窓の閉め忘れも音声で知らせてくれます。

照明計画

中庭をはじめとする敷地内には、照明が設置されています。敷地内照明もまた、万一の不審者の侵入防止や事故の早期発見などに効果を高める、防犯設備のひとつとしての役割も果たしています。

防犯カメラ

駐車場やエントランス、エレベーターなど敷地内の主要箇所に録画機能付き防犯カメラが設置されています。パブリックな空間での安全対策が強化されています。

耐震アルコープ

玄関扉は住戸の梁下ではなく、梁の影響を受けないように設置されています。地震によって、万一躯体が変形しても、梁から玄関枠にチカラが伝わりにくく、枠がゆがんで扉が開かなくなるという事態を防いでいます。
※一部タイプを除く

ガス漏れ防止マイコンメーター

センサーが相当以上の揺れを感知すると、自動的にガスの配給を停止するガス漏れ防止マイコンメータが住戸に設置されています。地震の際にガス漏れやガスに夜火災などの2次災害を防止するための設備です。
◇上記の内容・写真は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。
◇掲載の参考写真、参考イラスト、概念図については、実際のものとは多少異なります。