DESIGN デザイン

〈ライオンズ調布つつじヶ丘シーズンズヒル〉が建つのは、国分寺崖線の台上に位置する地。太古から育まれてきた、空と、森と、大地の恵みを享受できる場所。
大地をモチーフとした色調で全体をまとめることで、自然の恵みを全身に受ける邸宅が表現されています。

水盤を抱いたもてなしのウォータースケープ

敷地内に足を踏み入れれば、ほっと心が穏やかになる。帰ってきたことがうれしくなるような歓びがある。邸宅の「顔」として住まう方を迎え入れるエントランスには、前面にまで大きく張り出したキャノピー(庇)が設置され、まるで瀟洒なホテルのような高級感が創出されています。優雅な車寄せとして機能し、雨の日でも快適です。キャノピーの前には、水がしとやかに流れる水盤を設置し、中心にはシンボルツリーが植えられています。さらにその水盤を中心として、サークル状にウォータースケープ(ロータリー)が広がります。奏でられる音楽のように、人や車がゆっくりと巡る場所。森の中に見つけたリゾートを思わせる、潤いとやすらぎをエントランスのフロント部に添える空間演出です。

迎賓の思想が息づくグランドロビー

キャノピーと水盤に迎えられ、高さのあるガラスのエントランスドアを抜ければ、そこはもう深い心地よさに見守られた領域。森の中にある植物園をモチーフとしたつくりで、暮らしの保護区としての、サンクチュアリがイメージされています。それを象徴するのが、グランドロビー(エントランスホール)正面にしつらえたグランドゲート。重厚な構えがプライベートな空間に落ち着きを与えます。質感のある素材を厳選しながら、エントランスのデザインとの統一感を出しています。その連続性が、外から内へ流れるような動線を描き、オンとオフの気持ちを心地よく切り替えます。グランドロビー内にはソファやテーブルなどが設置されています。ゲストとの歓談や待ち合わせ、住まう方同士が交流を深める場などとしてご自由にお使いいただけます。

緑を映し出して空に映える外観

深い森そのものをイメージした建物は、低層部の外壁に美濃焼の産地でつくられる重厚で高級感あふれる手づくり風の特注タイルが採用されています。さらに豊かな植栽を配したエントランスが森の中のリゾートのような佇まいを描いています。
また、上層部に配したマリオンが空に向かう伸びやかさを表現。バルコニーのガラス手すり(一部住戸)などをアクセントとして、高台に新しい上質感を示すおおらかなファサードです。