大通公園と調和する外観デザインをめざし実現したガラスカーテンウォール。
札幌を代表する風景のひとつである大通公園。今回、公園沿いにタワーを設計するにあたり大切にしたのは「景観との調和」。高層階には大通公園の景観や空を映し、札幌の清澄な風土に最適な素材としてガラスカーテンウォールを採用。カラーリングにおいては、下層階は温もりと上質感、ビンテージな品格を感じさせるレンガ調とし、上層階へ向かうにつれ、空に溶け込むように、ベージュから白へと淡い色合いになっています。植栽は四季を通して緑の美しさを楽しめるよう針葉樹を中心に、札幌らしさを感じられる花を植え込み、道行く方にも季節感を感じられる歩道づくりに配慮。将来、当物件の風景が札幌の都市デザインの新しい一基準となってほしいという意図も込められています。
青色LEDが表現する 札幌の冬の気品ある美しさ。
大通公園という、札幌を代表する風景。そこに建つマンションの照明計画にあたり、大切にしたのは「気品」や「さりげなさ」。そこで、タワーの高さを生かした「点」「線」の光に着目。大通公園の冬の魅力として有名なホワイトイルミネーションをイメージし、「青」の光を上層階に配置。5階から下は白熱色の光を使用し、目の高さにはぬくもりを取り入れています。また、グランドエントランスとグランドラウンジには、雪の結晶や氷柱を象ったオリジナルのシャンデリアをデザインしました。物件内で目にしていただく形ある照明は、ほぼすべてが「この場所のために」デザインしたオリジナル。自然のモチーフを取り入れることにより、時を経ても色褪せない、「経年優美」が意識されています。