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沖縄いろいろ見聞記

2015年06月沖縄歳時記

『夏を告げる糸満ハーレー』

毎年、糸満市の糸満漁港で旧暦5月4日(今年は6月19日)に行われる伝統行事です。
糸満ハーレーは「糸満ハーリー」とも呼ばれ、約600年前に中国から伝わったとされています。爬竜船(はりゅうせん)を漕いで競争し海の神様へ航海の安全や豊漁を祈願します。

糸満は海人(漁師)の街として知られており、地域の方々が神聖な神事として大切に行われてます。「糸満ハーレー」は、「御願ハーレー」「青年ハーレー」「転覆競漕(クンヌカセー)」「アガイスーブ」の4種のハーレーを中心に、地域や学校、職場のハーレーなどが行われて多くの観光客も訪れる人気の行事となっています。「御願で始まり、御願で終わる」と言われる祭事のため、「御願ハーレー」の漕ぎ手は現役の海人で漁協の青年部限定。3つのムラに分かれてレースを行います。港では、糸満のアンマー(お母さん)たちが自分のムラのハーレー船を熱狂的な応援で盛り上げます。

地元では「ハーレーの鐘が鳴ると梅雨があける」と言われていて、本格的な夏到来を告げる行事でもあるのです。

夏を告げる糸満ハーレー
夏を告げる糸満ハーレー
夏を告げる糸満ハーレー

2015年06月沖縄・住まいのトリビア

『台風対策キット』

そろそろ台風シーズンを迎える沖縄。
沖縄は台風の通り道と言われる程、台風が多いエリアです。年間発生数が大体25本ある中で沖縄の接近数は5~15本程度。かなり影響を受けているのがわかります。
ところが、本土に比べて意外に被害は少ないのです。その理由は、昔から地理的に台風が多いので家の構造から台風に耐えれるようできているのです。
沖縄民家の赤瓦屋根に載っている瓦は暴風で飛ばされないよう漆喰が塗られています。昔の知恵から、現在では沖縄の住宅はコンクリート建築が主流です。
また、台風対策も慣れています。電気・水道・ガス等のライフラインが断絶した際に供えローソクや懐中電灯を準備し、水はバス桶に貯めておきます。ガスは使わなくて良いようにパンやソーセージなどを大量購入。台風接近するとスーパーからパンが消えます。家の廻りにある飛ばされそうなものは片付け、ベランダに置いているものも屋内へ。窓のサッシから吹き込んでくる雨に備え新聞紙やぞうきんを詰めておきます。

台風と上手に付き合うには何と言っても備えが大切。台風対策キットを常備してあると便利です。沖縄限定の台風対策キット、この機会にいかがでしょう?

■大京では〈沖縄地域限定・台風キット〉をご用意しています。
   お問い合わせは
   大京アステージ 沖縄支店 Tel.098-867-7020
   〈受付時間〉9:00?17:30(土日祝日を除く)

台風対策キット