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沖縄いろいろ見聞記

2017年06月沖縄歳時記

『高校野球大好き!沖縄人は予選からアツくなる』

沖縄人にとって高校野球は特別な存在といっても過言ではないでしょう。
甲子園で県代表の試合があると、自分の出身校ではなくてもTVの前で応援するのは当たり前。試合時間には、普段は込み合う道路もガラガラになり、仕事の電話も止まるというほど沖縄代表を応援するのは当然という土地柄です。

高校野球予選

高校野球のレベルも高く、春夏連覇した高校もあります。(平成11年に沖縄尚学高校が初めて春の選抜甲子園で優勝。平成20年に沖縄縄尚学高校が春の選抜甲子園で優勝。その後、平成22年に興南高校が初夏連覇の偉業達成。沖縄中が歓喜に包まれました)。

そこまで沖縄人をアツくする高校野球ですから、予選から注目を集めるのは当たり前。各高校も、選手はもちろん応援にも思いっきり力が入ります。父兄やOBの絆も深いので予選からヒートアップという次第です。メディアも連日、試合結果を報じ、決勝戦になるとTV中継も。沖縄人にとって高校野球がいかに大切かを物語っています。

今年も6月17日~7月16日まで甲子園県代表の座を目指して、沖縄大会が始まります。球場に足を運んでみてはいかがでしょう。

高校野球予選 高校野球予選

2017年06月沖縄・住まいのトリビア

『沖縄ならではのお悔やみ広告』

県外出身の方が沖縄の地元紙を読んでいると、全面お悔やみ広告ということがあり驚いたという話があります。

沖縄では、故人の訃報を新聞のお悔やみ広告に掲載するのが一般的なため、お悔やみ広告のページだけは必ずチェックする人が多数です。

お悔やみ広告の掲載内容も地縁が深い沖縄らしく親族一同はもちろん、いとこ代表や親戚代表、友人代表などを掲載する事も多々あります。また、屋号を表記するのも沖縄ならでは。屋号とは、沖縄で同じ地域だと同姓同名が多いため判別するために「家の名前(屋号)=やーんなー」をつけたのです。そのような背景から、故人の名前と共に屋号が表記されるという事になりました。屋号も「新玉井」や、「三男宮里小」など場所や祖先が三男だったからなどユニーク。お悔やみ広告から、沖縄の一面を垣間みる事ができます。

お悔やみ広告