白い砂浜と透き通る海が美しい沖縄のビーチ。
そのビーチで地元の沖縄人が楽しむのは、夏の風物詩「ビーチパーティー」です。

沖縄の「ビーチパーティー」とは、ビーチに集い家族や友人、会社の仲間など親しい人々とお酒を飲み、わいわいと楽しみながらバーベキューをするというのが定番のスタイル。
子どもは海や砂浜で遊び回り、大人はお酒片手にバーベキューとおしゃべりに花を咲かせます。
最近では、バーベキュー施設を完備しているビーチが多数あり、予約を入れれば、道具から食材、生ビールサーバーまで用意してくれるところもあります。手ぶらでビーチに集合しても、すぐにビーチパーティーが出来るので最近はこのスタイルが大人気。土日の予約はすぐに一杯になります。
週末になると、どこのビーチでもビーチパーティーが開催されるのでスーパーでも、ビーチパーティーの必需品を集めた特設コーナーが作られるほど大人気。

県民的夏の人気行事であるビーチパーティー。
美しい海を眺めながら、思い思いに盛り上がっているグループに出会えるはずです。

沖縄の街並を見ていると、建物の壁や窓に穴の空いたコンクリートブロックが目につきます。 これは、通称「花ブロック」と呼ばれる沖縄発祥の建築資材。

戦後米軍による基地内施設工事の際、沖縄の建築家が気候条件に適した改良型コンクリートブロックとして「花ブロック」を考案したのが始まりです。
沖縄の強烈な日射しや視線を適度に遮り、光りを取入れ風を通すことができる建材なので沖縄県内で広く普及しました。種類も100種類以上あり、そのデザイン性の高さから注目を集めています。
「花ブロック」は、昼の表情と夜の明かりが浮かび上がる２つの表情があり、建築物に2面性をもたらす効果もあります。

学校などの公共施設から、個人住宅、マンションまで幅広く使われているので街を散歩しながら、花ブロックを使用した建築物を楽しんでみてはいかがでしょう。