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統計

2017-05-29 00:00:00.0

単身社会人の2軒目賃貸、7割がグレードアップ

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、「2軒目賃貸グレードアップ度」調査結果を発表した。首都圏、近畿圏、中部圏在住で、社会人になるのを機に住み始めた賃貸物件から2軒目に住み替えて5年以内の20〜39歳の単身未婚男女304名を対象に、4月13〜25日にインターネットで調査した。
 調査結果では、2軒目が「グレードアップした」と感じている人は71.4%。グレードアップした点は、1位が「部屋の広さ」(69.1%)で、28.1平方メートルから32平方メートルに。2位は「お風呂の広さ・設備」(46.1%)、3位は「キッチンの広さ・設備」(44.2%)だった。
 そのほかグレードアップした点では、最寄駅までの徒歩分数は約12分から約10分に、通勤時間は約43分から39分になっており、家賃は約6万円から約7万円と1万円上昇している。
 一方、1軒目に住み始めた頃の年収と、2軒目に住み始めた頃の年収は平均270万円から374.2万円へと大きく上がっており、年収増加がグレードアップの要因になっていると見られる。