オリックス不動産（株）は15日、マルチテナント型物流施設「市川塩浜IIロジスティクスセンター」（千葉県市川市）を着工したと発表した。
　首都高速湾岸線「千鳥町IC」から約500mに位置し、「東京」駅まで約20km、羽田空港まで約30kmと、都心から広域まで多様な配送に適した立地となる。また、JR京葉線「市川塩浜」駅から徒歩約12分と通勤利便性が高く、雇用確保の面でもメリットがある。
　敷地面積は約1万1,878平方メートル。建物は延床面積約2万4,141平方メートル、鉄骨造地上4階建て。
　最大2テナントへの賃貸が可能。1階には44台の大型トラックが同時接車可能な両面バースを設け、スムーズな入出荷を実現する。また、全館LED完備、太陽光発電設備の設置等、環境に配慮し「CASBEE建築−（新築）A」の取得を予定している。
　竣工は2022年11月末の予定。