健美家（株）は27日、同社の情報サイト会員を対象とした「不動産投資での『物件の売却』」に関するアンケート調査結果を発表した。有効回答数は121人。
　所有する不動産の売却経験については、62.1％の回答者が「売却したことがある、または売却活動中」と回答した。売却した物件は、「区分マンション」（38.8％）、「戸建て」（36.5％）、「1棟アパート」（34.1％）が多く、「1棟マンション」（17.6％）、「土地」（14.1％）が続いた。保有期間は、10年以上が31.0％でトップ。続いて1〜5年未満、5〜10年未満がいずれも28.6％で、6ヵ月未満は3.6％にとどまった。
　売却の理由は、「別の不動産を購入するため（入れ替え）」が46.4％で1位。2位は「高値で売却できそうだった」（44.0％）、3位は「現金資産を増やしたかった」（26.2％）だった。
　利益については、「利益が出た」が76.5％、「利益は出なかった」が7.4％。売却に向けて行なったことのトップは「何もしなかった」（42.9％）で、続く「室内クリーニング」（21.4％）、「内装・表装のリフォーム」（19.0％）、「外壁・外構のリフォーム」（19.0％）に大きな差をつけた。