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2012-08-06 00:00:00.0

引渡戸数増加で営業利益大幅増/大京13年3月期第1四半期決算

 (株)大京は3日、2013年3月期第1四半期決算短信(連結)を発表した。

 当期(12年4月1日〜6月30日)は、売上高656億5,100万円(前年同月比39.6%増)、営業利益48億900万円(同66.0%増)、経常利益43億6,800万円(同95.3%増)、当期純利益31億4,300万円(同▲15.9%)となった。

 主力の不動産開発事業では、マンション販売において物件の竣工棟数および引渡戸数が前年同期に比べて増加したことなどから、売上戸数は798戸(同55.8%増)、売上高は328億4,600万円(同81.2%増)となり、営業収入は334億9,200万円(同79.4%増)、営業利益は38億円(同91.5%増)となった。なお、マンション既契約残高は2,266戸、904億7,200万円(前年同期末比▲27.1%、▲27.2%)。

 不動産管理事業では、(株)グランドアメニティを連結子会社化したことなどによりマンション管理受託戸数が前年同期に比べて大幅に増加し、管理受託収入は172億200万円(同8.4%増)となった。また、マンションの計画修繕工事および小規模な修繕工事が増加したことなどにより、請負工事収入は90億7,200万円(同21.3%増)を計上。マンション管理受託戸数は43万7,467戸(同9.4%増)、請負工事受注残高は181億3,400万円(同14.8%増)。これらの結果、営業収入は275億9,400万円(同14.2%増)、営業利益は15億6,300万円(同5.8%増)となった。

 通期は、売上高3,000億円、営業利益220億円、経常利益195億円、当期純利益155億円を見込んでいる。