統計
2012-08-28 00:00:00.0
既婚女性の7割超が「日常の家事が負担」。5年で10%増加/フィアスホーム調査
(株)LIXIL住宅研究所のフィアスホームカンパニーは27日、「家事」をテーマとしたアンケート調査結果を発表した。同社が運営する住まいの情報サイト上で、会員の既婚女性210人に対してアンケート。2007年の同調査と同じ内容で再度実施した。
炊事・洗濯など日常の家事に対して感じる負担の程度を聞いたところ、「非常に負担」が23%、「ある程度負担」が53%の合計76%と、07年調査時の計67%から約10%増加。お掃除ロボットや食器洗い乾燥機など、家事負担を減らす商品が普及しているにもかかわらず、既婚女性の家事負担は逆に増えているという結果となった。家族形態別では、第一子が未就学児の家族で85%、小学生で97%と、子育て世帯の既婚女性の多くが突出して家事を負担に感じていた。
また、負担に感じる家事のワースト10(複数回答)では、07年調査と変わらず「食事の支度(料理)」がダントツで1位。ただし、フリーアンサーによる言語データ抽出・集計の結果では「掃除」が1位となっており、「子どもがいるからすぐに散らかる」「うまく収納できない、収納場所がない」などのコメントが寄せられている。
アンケートの詳細はホームページ参照。