統計
2012-08-30 00:00:00.0
首都圏新築戸建の成約価格、5ヵ月連続の前年割れ/アットホーム調査
不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社のネットワークにおける2012年7月期の首都圏の新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格データを公表した。調査対象物件は、登録物件が新築戸建8,860件、中古マンションが1,439件。成約物件が新築戸建2,040件、中古マンションが399件。
新築戸建の平均登録価格は、1戸当たり3,198万円(前年同月比▲2.2%、前月比1.3%増)と下落傾向が継続。前年同月比では、6ヵ月連続の下落、前月比では2ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は1戸当たり3,195万円(同▲2.9%、同▲1.2%)となった。成約価格は5ヵ月連続の下落。成約が多く増加率が高い埼玉県と千葉県の下落が要因で、前月比でも4ヵ月ぶりの下落となった。なお、成約価格の平均は、3ヵ月ぶりに登録価格のそれを上回った。
一方、中古マンションの平均登録価格は、1戸当たり2,083万円(同▲8.9%、同▲2.3%)。平均成約価格は2,099万円(同▲6.6%、同1.0%増)。価格の高い東京23区で8.4%の大幅下落となったことから、再び前年割れとなった。