統計
2012-09-26 00:00:00.0
中古マンション価格天気図、価格変化は小さいものの下落トレンド/東京カンテイ調査
(株)東京カンテイは25日、2012年8月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を月ごとに集計、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」と表記している。
8月は、「晴」が前月の5地域から6地域に増加、「雨」は16地域から15地域に減少した。「小雨」は9地域から変化がなく、「曇」は7地域から8地域に増加、「薄日」は10地域から9地域に減少した。天気の変動は小さく、31地域は横ばいであった。
全体をみると、「晴」は北海道と東北、中国と九州に点在するのみで、首都圏、中部圏、近畿圏の大都市はほぼ「雨」であり、四国も愛媛県以外は「雨」であり、依然、価格は下落傾向であった。
前月から天候が改善した地域は6から9に増加。反対に、悪化した地域は16から7に減少した。当月は価格の変化が大きくないものの、「雨」が最多の15となっていることから、価格の下落トレンドがみて取れる結果となった。
天気図は、同社ホームページを参照。