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統計

2012-11-06 00:00:00.0

投資用1棟マンションの表面利回りが4ヵ月ぶりに下落/ファーストロジック調査

 不動産情報サイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)を運営する(株)ファーストロジックは6日、2012年10月期の「投資用市場動向データ」の調査結果を発表した。10月中に同サイトに新規掲載された物件・問い合わせのあった物件を対象に調査したもの。

 投資用1棟アパートの新規掲載物件の表面利回りは11.38%(前月比▲0.17%)、問い合わせ物件の表面利回りは13.13%(同▲0.09%)といずれも多少の下落はしたがほぼ横ばいとなった。新規掲載された物件の価格は5,537万円(同▲169万円)と下落、問い合わせ物件の価格は4,474万円(同60万円増)と上昇したものの、表面利回り同様ほぼ横ばいとなった。

 投資用1棟マンションの新規掲載物件の表面利回りは10.01%(同▲0.13%)で、4ヵ月ぶりの下落。一方問い合わせ物件の表面利回りは11.21%(同0.11%増)と、8月以来上昇傾向が続いている。新規掲載された物件の価格は、1億6,564万円(同▲557万円)と下落、問い合わせ物件の価格も1億6,173万円(同▲2,810万円)と前月比で大きく下落したのと合わせて新規掲載物件の価格も大きく下回った。

 投資用区分マンションについては、新規掲載物件の表面利回りは11.03%(同0.16%増)、問い合わせ物件の表面利回りも13.30%(同0.73%増)といずれも上昇した。新規掲載された物件の価格は、1,138万円(同127万円増)と大きく上昇した一方で、問い合わせ物件の価格は792万円(同▲114万円)と下落した。