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2013-05-14 00:00:00.0

マンション計上減も、管理事業、流通事業が伸長/大京13年3月期決算

 (株)大京は14日、 2013年3月期決算を発表した。

 当期(12年4月1日〜13年3月31日)の連結売上高は3,026億1,000万円(前期比1.3%増)、営業利益221億100万円(同0.1%増)、経常利益202億7,000万円(同5.4%増)、法人税が増加し、当期純利益は155億3,500万円(同28.7%減)の増収減益。

 主力の不動産販売事業は、マンション計上戸数が3,961戸(同192戸減)と減少し、営業収入1,527億4,900万円(同3.3%減)。営業利益は149億2,300万円(同5.4%減)となった。

 不動産管理事業は、グランドアメニティの連結子会社化等によるマンション管理受託戸数の増加と、計画修繕やリフォーム工事の増加で、営業収入1,226億2,000万円(同10.0%増)、営業利益は83億1,700万円(同0.3%増)だった。
 不動産仲介事業は、売買仲介の取扱件数と不動産販売の売上戸数が増え、営業収入231億8,300万円(同12.6%増)、営業利益12億2,300万円(前年同期:営業損失4億5,000円)と黒字化した。

 なお、次期については連結売上高3,300億円、営業利益220億円、経常利益160億円、経常利益145億円、当期純利益210億円を見込んでいる。最終利益の大幅増は、(株)穴吹工務店の連結子会社化に伴い、第1四半期に負ののれん発生益として約100億円の特別利益を計上するため。