地価・市況
2013-05-28 00:00:00.0
首都圏の居住用賃貸物件、全エリアで成約件数増加/アットホーム調査
不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2013年4月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。
同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、27万1,007件(前年同月比2.5%増)。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが平均2,665円(同3.4%下落)、賃貸アパートが2,218円(同3.2%下落)。1戸当たりの登録賃料は、賃貸マンションが平均9万5,300円(同1.7%下落)、賃貸アパートが6万900円(同0.3%下落)となった。
成約件数は2万2,471件(同8.4%増)で、11ヵ月連続の増加となった。地域別でも、東京23区が9,365件(同4.3%増)、東京都下1,954件(同17.5%増)、神奈川県6,953件(同9.5%増)、埼玉県2,283件(同18.8%増)、千葉県1,916件(同4.9%増)と、5ヵ月ぶりに全エリアで、アパート・マンションの別なく増加した。
また、1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,556円(同2.1%下落)、賃貸アパートが2,186円(同3.6%下落)。1戸当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが8万7,900円(同0.2%上昇)、賃貸アパートが6万1,300円(同1.3%上昇)となった。賃料の上昇は、専有面積の大きな物件の成約が増えたのが要因。