行政・団体
2013-07-01 00:00:00.0
路線価、5年連続の下落も下落幅縮小/国税庁
国税庁は1日、平成25(2013)年分の路線価を発表した。
標準宅地の評価基準額の対前年比はマイナス1.8%(前年はマイナス2.8%)と5年連続の下落となったものの、下落幅は引続き縮小した。
最高路線価トップは28年連続で東京都中央区銀座5丁目「銀座中央通り」で、1平方メートル当たり2,152万円(対前年増減率0.0%増)であった。
都道府県庁所在都市の最高路線価では、上昇が7都市(前年は2都市)、横ばいが8都市(同8都市)、下落が32都市(同37都市)。また、昨年はなしであった上昇率が5%以上の都市が3都市(横浜、金沢、那覇)となるなど、全体として下げ止まり傾向が明白となった。
都道府県別でも22都道府県で上昇(同上昇なし)に転じたほか、下落率5%以上の都道府県は4(同12)にとどまり、下落率が5%未満の都道府県が41(同35)と大幅に増加した。