（公財）東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける2013年6月の市場動向を発表した。

　同月の首都圏中古マンション成約件数は3,149件（前年同月比17.9％増）で、5ヵ月連続の2ケタ増。10ヵ月連続で前年同月を上回った。都県別では、東京都が1,523件（同20.2％増）、埼玉県が400件（同18.7％増）、千葉県が423件（同21.9％増）、神奈川県が803件（同11.4％増）と、全都県で2ケタ増となった。

　成約単価も、1平方メートル当たり39万9,700円（同5.9％上昇）、平均価格は2,574万円（同6.9％上昇）と、ともに6ヵ月連続で前年同月を上回った。

　一方、新規登録件数は、1万3,580件（同11.7％減）と7ヵ月連続の前年割れ、5ヵ月連続の2ケタ減。在庫件数も、3万8,422件（同15.5％減）と5ヵ月連続の前年割れとなり、3ヵ月連続の2ケタ減となった。

　また、中古戸建住宅の成約件数は1,119件（同17.9％増）と、6ヵ月連続で前年同月比を上回り、増加率は2ケタ台で推移。成約平均価格は2,908万円（同1.5％上昇）と2ヵ月ぶりに上昇した。