大京グループのマンション管理事業等を手掛ける（株）大京アステージはこのほど、経済産業省の次世代エネルギー・社会システム実証事業「平成25年度次世代エネルギー・社会システム実証事業費補助金」の補助対象事業者に決定したと発表した。

　同事業は、横浜市における次世代エネルギー・社会システム実証プロジェクトである「横浜スマートシティプロジェクト」において、一般世帯向けのHEMSを利用したスマートマンション化を目的に実施するもの。

　実証には、同社が受託している横浜市内の既築マンションの4棟約130世帯が参加。今回導入されたHEMS機器と従来からあるインターフォン等の住宅設備機器とを連携させた新しいセキュリティサービスの構築、HEMS機器からのエネルギーデータを元々所有しているPCにリアルタイムで表示し、さらにタブレット端末やテレビ、スマートフォンなどでも「見える化」することで、省エネを実感できるかの検証など、CO2の15％削減を目標に実証事業を進めていく。

　実証期間は、2013年4月1日〜14年3月10日。なお、補助事業全体としては12年8月3日より実施しており、15年3月10日に完了する計画。