地価・市況
2013-08-27 00:00:00.0
首都圏の居住用賃貸成約数、14ヵ月連続の増加。アパート減速で伸びは鈍化/アットホーム調査
不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2013年7月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。
同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、26万9,475件(前年同月比2.4%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが平均2,665円(同2.6%下落)、賃貸アパートが2,221円(同2.5%下落)。1戸当たりの登録賃料は、賃貸マンションが9万5,200円(同1.3%下落)、賃貸アパートが6万1,000円(同0.2%下落)となった。
成約件数は1万9,037件で、前年同月比で14ヵ月連続の増加となったが、アパートの成約率が減少したことから、伸び率は0.5%にとどまった。地域別では、東京23区8,583件(同6.4%増)、東京都下1,587件(同5.9%増)、埼玉県1,885件(同0.9%増)、千葉県1,674件(同1.0%増)、神奈川県が5,308件(同9.3%減)。神奈川県は、シングル向き物件の不振等で6ヵ月ぶりの前年割れ。
1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,594円(同0.2%上昇)、賃貸アパートが2,141円(同1.2%下落)。1戸当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが9万900円(同1.9%上昇)、賃貸アパートが6万2,200円(同0.5%上昇)となった。