行政・団体
2013-10-31 00:00:00.0
建築リフォーム・リニューアル工事、地震対策への関心高まる/国交省調査
国土交通省は31日、2012年度下半期の「建築物リフォーム・リニューアル調査」結果を発表した。建設業者に対し、元請としての建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高と、各月最初に受注した工事2件の個別内容を調査。対象業者は2,000社、1,073社から回答を得た。
調査期間(12年10月1日〜13年3月31日)中の建築リフォーム・リニューアル工事の受注高は4兆7,319億円(前年同期比11.1%増)。このうち、住宅の工事が1兆8,590億円(同13.3%増)、非住宅の工事は2兆8,729億円(同9.8%増)となった。
住宅リニューアル工事の受注件数(243万4,131件)を目的別にみると、「劣化や壊れた部位の修繕」が165万1,547件(同47.2%増)で最多となった。また、「耐震性向上」も7万4,899件(同54.1%増)と大幅増。工事部位別でも「防災関連設備」が3万2,076件(同129.0%増)と大きく増え、地震対策の関心が高まっている様子がうかがえた。