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統計

2014-07-15 00:00:00.0

都内勤務のサラリーマン、平均通勤時間は58分/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は15日、「通勤の実態調査2014」の結果を公表した。5年以内に住宅を取得し、1都3県在住で都内に勤務する子持ちのサラリーマン583人に対してインターネット上で調査した。

 自宅から会社まで片道の平均通勤時間は58分。住居タイプ別では一戸建てが60分、マンションは56分となった。通勤時間帯別の割合は、60〜69分が20.6%を占めて最多。50〜59分14.9%、40〜49分13.9%と続き、120分以上という回答も2.9%存在した。自宅から最寄駅までの平均徒歩分数は一戸建てが14分、マンション10分と差が付いた。

 通勤時間の「理想」と「限界」について聞くと、「理想」が35分、「限界」86分という結果に。また、通勤時間を有意義だと感じている人は27.1%。苦痛だと感じている人は35.7%となった。通勤時間帯別でみると、40〜59分という人で苦痛だと感じている人は27.5%なのに対して、60分以上では約4割、80分以上では約半数が苦痛に感じていることも分かった。

 住宅購入の際に通勤時間よりも優先したことについて聞いたところ、一戸建て購入者の73.0%が「一戸建てであること」と回答し、一戸建てへの強いこだわりがうかがえた。マンション購入者については、「広さ」が38.9%となり最多となった。