統計
2014-09-04 00:00:00.0
大阪勤務のサラリーマン、平均通勤時間は52分/アットホーム調査
不動産情報サービスのアットホーム(株)は4日、「通勤の実態調査2014 関西版」の結果を公表した。15年以内に住宅を購入し、関西圏2府4県在住で大阪府内勤務の子持ちのサラリーマン600名に対して、インターネット上で調査した。
自宅から会社までの片道の平均通勤時間は52分。住居タイプ別では、一戸建て・マンションともに52分と差はなかった。通勤時間帯別の割合では、60〜69分が24.7%を占めて最多。40〜49分が18.0%、50〜59分が10.7%と続き、120分以上という回答も1.3%存在した。
通勤時間の「理想」と「限界」についての問いでは、「理想」が32分、「限界」が81分という結果に。また、通勤時間を有意義だと感じている人は23.2%、苦痛だと感じている人は31.3%となった。通勤時間帯別でみると、苦痛だと感じている人が100分以上では4割超に達した。ただし、全体では「苦痛な時間ではない」という人のほうが多く38.0%、通勤時間が60分以上でも「苦痛な時間ではない」が3〜4割いることから、通勤時間が長いからといって「苦痛」とは限らないことが分かった。
電車通勤者の理想の通勤経路を聞いたところ、1位は「阪急神戸本線」で、理由として「高級」「上品」「セレブ感がある」などが挙がった。2位は「御堂筋線」で、「便利」という理由が目立った。3位の「阪急宝塚本線」と4位の「阪急京都本線」は、「環境が良い」が理由。
また、電車通勤者が通勤中にしていることは、1位「読書」、2位「寝る」、3位「音楽を聴く」だった。