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統計

2014-12-02 00:00:00.0

マンションリフォーム、「内装・間取りへの不満」がきっかけに/リクルート調査

 (株)リクルート住まいカンパニーは1日、2014年「リフォーム実施者調査」の結果を発表した。3年以内に300万円以上のリフォームを実施した20歳以上の男女を、インターネットで調査。有効回答数は620。対象住居の築年数は「20〜30年未満」(35.3%)、「30〜40年未満」(26.9%)が上位で、平均年数は26.3年。

 リフォームのきっかけは、トップが「住宅設備が古くなった・壊れた」(40.6%)で、続いて「家が古くなった・老朽化した」(33.4%)、「設備の使い勝手に不満がある」(27.9%)。住居種別では、上位3位までは全体と同じだが、戸建リフォーム実施者では「外観の見栄えが悪くなった」(19.5%)が4位に、マンションリフォーム実施者では、「中古住宅を購入した・する予定(だった)」(19.1%)が4位、「間取りに不満がある」(17.6%)が5位と、内装・間取りに関する不満が上位にくる結果に。

 リフォームをした部分については「キッチン(台所)」(58.5%)、「浴室」(57.1%)、「トイレ」(56.5%)、「洗面室」(56.3%)と水回りが上位を占めた。住宅種別では、戸建リフォームは「外壁」(50.7%)、「屋根」(42.3%)と外観に関する部分が上位であったが、マンションリフォームでは、「リビング(居間)」(73.3%)、「ダイニング(食堂)」(54.2%)、「寝室」(53.4%)など内装・間取りに関するものが上位を占めた。

 また、「バリアフリー/介護ができる仕様にリフォームしたか」の問いに「はい」と回答したのは39.2%。年代別では20〜40歳代が36.4%、50歳第以上では40.3%。バリアフリーリフォームの実施理由は、「今後の自身のために必要だと思うから」が49.0%でトップに。続いて「同居している家族のために必要になったから」(33.3%)、「同居している(する予定の)家族・親族のために今後必要だと思うから」(23.9%)となった。