不動産ニュース

不動産に関する最新ニュースをお届けいたします。

開発・企業

2015-02-04 00:00:00.0

予定竣工戸数が前年同期比で減少、減収減益/大京15年3月期第3四半期決算

 (株)大京は4日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日〜12月31日)は、連結売上高1,910億9,000万円(前年同期比12.5%減)、営業利益20億5,100万円(同68.7%減)、経常利益11億6,100万円(同79.3%減)、純利益13億9,500万円(同87.7%減)であった。

 不動産開発セグメントは、竣工戸数が前年同期比で少ない計画であったことから、売り上げ戸数1,352戸(同924戸減)、営業収入548億8,300万円(同36.9%減)、営業損失14億6,200万円(前年同期:営業利益7億8,100万円)。なお、当期末のマンション既契約残高は3,047戸(同66戸減)・1,134億4,300万円(同3%増)。
 不動産管理セグメントは、管理受託戸数が前年同期比で8,014戸増加したことに加え、ビル・施設等の年間契約残高も増加したことなどから、営業収入1,106億9,400万円(同0.8%増)。営業利益については、請負工事収入の原価率上昇や、提供サービス品質向上に向けた人員体制強化などにより、46億2,100万円(同29.3%減)にとどまった。
 不動産流通セグメントは、売買仲介取扱件数が前年同期比で222件減少したものの、マンション売り下戸数の増加などにより、営業収入は277億8,600万円(同10.3%増)。しかし店舗網拡充に伴う人員増強など営業費用が増加したため、営業利益は12億2,500万円(同20.6%減)となった。

 通期は売上高3,300億円、営業利益190億円、経常利益178億円、純利益135億円を見込む。