統計
2016-01-14 00:00:00.0
2015年の倒産件数、建設業と不動産業は2ケタ減/TDB調査
(株)帝国データバンクは13日、2015年の全国企業倒産集計を発表した。
15年1年間の倒産件数は8,517件(前年比7.2%減)と減少し、10年ぶりに9,000件を下回った。一方、負債総額は2兆108億800万円(同7.7%増)と3年ぶりに増加した。
業種別でも、調査全7業種で件数が減少。不動産業が270件(同15.4%減)、建設業も1,612件(同13.3%減)といずれも2ケタ減。建設業は、好調な民需を背景に、7年連続の減少となった。
同社では、企業の資金調達や経営環境の改善が、倒産件数が減少している要因と分析する。