国土交通省は30日、2016年5月の建築着工統計を公表した。

　同月の新設住宅着工戸数は7万8,728戸（前年同月比9.8％増）と、5ヵ月連続の増加。新設住宅着工床面積は651万6,000平方メートル（同8.9％増）で、4ヵ月連続の増加。季節調整済年率換算値は101万7,000戸（前月比2.3％増）で、5ヵ月連続の増加となった。

　利用関係別では、持家が2万3,501戸（前年同月比4.3％増）と、4ヵ月連続の増加。貸家は3万2,427戸（同15.0％増）と、7ヵ月連続の増加となった。

　分譲住宅も2万2,213戸（同7.9％増）と、4ヵ月連続で増加。うちマンションは1万1,236戸（同0.8％減）で、4ヵ月ぶりに減少。一戸建住宅は1万796戸（同18.0％増）と、7ヵ月連続で増加した。