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2022/6/21

Z世代、フレキシブルな住まい方への関心高い

 YKK AP(株)は21日、「住まいに関する意識調査」の結果を発表した。
 3月25〜30日、全国の15〜69歳の男女2,090人にインターネット調査を実施。15〜24歳の421人を「Z世代」、25〜39歳の629人を「ミレニアル世代」、40〜69歳の1,040人を「大人世代」に分類して分析した。
 その結果、Z世代のうち、住宅購入を予定している、または将来的に住宅を購入・所有したいと回答した人は56.9%と、6割近くが家を持ちたいと考えていることが分わった。また、購入意向がある人に“購入したいと思う住宅のタイプ”を聞いたところ、Z世代では「新築戸建住宅」と回答した人が42.6%、「新築マンション」が26.8%となり、69.4%が「新築」を希望するという結果に。これは、ほかの世代と比較しても大きな差はなく、若い世代においても、新築住宅への憧れが強いことがうかがえる結果に。
 どんな暮らしをしたいかという問いには、Z世代は「ライフステージに応じて住む土地を変える暮らし」を希望する人が36.3%となり、大人世代に比べて14.7ポイント多かった。一方で、大人世代は「できるだけ長く同じ土地に住み続ける暮らし」を希望する人が半数以上の62.9%となり、Z世代との差が21.3ポイントと大きい結果となった。 「同じ家や住まい方(戸建・マンションなど)に住み続ける暮らし」と「ライフステージに応じて家や住まい方を変える暮らし」のどちらを望むかという設問の結果も同様の傾向がみられ、大人世代は同じ土地・同じ家に長く住むことを望む人が多く、若い世代ほどライフステージに応じて土地や住まいを変えるフレキシブルな住まい方への関心が高いことが分かった。
 全世代において、「理想の住まい(家)」に求める空間として一番多く選ばれたのは「落ち着いた穏やかな気持ちで過ごせる空間」となり、次いで「心身の調子を整え、健康を維持できる空間」だった。また、Z世代と大人世代の住まいに求める空間を比べると、「落ち着いた穏やかな気持ちで過ごせる空間」は大人世代の方がZ世代より20.8ポイント多く、「友人や来客を迎え、コミュニケーションを楽しめる空間」ではZ世代の方が大人世代より7.2ポイント多く選ばれた。この結果から、大人世代は住まいを落ち着いて寛ぐための空間ととらえ、Z世代はよりアクティブに楽しむための空間ととらえる傾向が顕著であることが分かる。  さらにZ世代では、「仕事や勉強に効率的に取り組める空間」を選択した人は28.7%で、大人世代より11ポイント多い結果に。コロナ禍を経てZ世代は自宅を“働く場・学ぶ場”ととらえることが当たり前になってきている傾向が見られた。