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沖縄いろいろ見聞記

2015年12月沖縄歳時記

『イルミネーション煌めく沖縄の12月』

クリスマスソングが街に流れるシーズン。南国沖縄も一気に華やかな雰囲気に彩られます。県内各地で開催されるイルミネーションイベントも年々増加していて、盛り上がりをみせています。
イルミネーションは全国各地で開催されていると思いますが、沖縄ならではとも言えるのがリゾートホテルの大規模なイルミネーションです。広大な敷地をイルミネーションで埋めつくし、ライブやイベントも企画されるのでバスツアーが組まれる程人気です。海とイルミネーションのコラボはとてもロマンティックでおススメです。沖縄こどもの国はじめ主な観光施設もイルミネーションイベントがあり、子ども連れにも大人気。他にも、北谷町の美浜アメリカンビレッジ周辺も街全体がイルミネーションで飾られて楽しくショッピングできます。他にも、沖縄らしいのが外人住宅のイルミネーション。個人宅ですが、毎年力を入れて家中を飾り立てているので、外人住宅が多くあつまるエリアには見物客が訪れる程です。南国の光り輝くクリスマス。お出かけしてみてはいかがでしょうか。

沖縄の12月

2015年12月沖縄・住まいのトリビア

『沖縄の住宅にも取入れられている琉球風水』

風水といえば、気の力を利用した環境学として有名ですが、沖縄にも独自の琉球風水(琉球ふんしー)があるのをご存知でしょうか。
沖縄の琉球風水は、琉球王朝時代に中国から伝えられた風水が沖縄独自に発展した風水のこと。王朝時代には、政策決定の重要な判断基準とされており、世界遺産である「首里城」の立地や建設も、琉球風水によって作り上げられています。特に「風水師」であり、三司官(政治家)であった蔡温(さいおん)」は、王国の都市計画に風水を取り入れ琉球の基礎を作りました。その考えは、広く浸透し一般の家庭にも取入れられています。家の守り神であるシーサーを屋根や門の入り口に配置するのも、邪気や魔物を祓う風水の思想が取入れられています。また、台所の神である「火の神」も、琉球風水からです。今も、沖縄の生活に琉球風水は根ざし、生き続けています。

琉球風水