今や、「ゴーヤー」と言えば沖縄を代表する野菜として、全国的に有名になっていますよね。本土では「にがうり」と呼ばれるように、ほろ苦い味が特徴です。
沖縄では、昔から夏の栄養補給として「ゴーヤーチャンプルー」を食し、県民食と言われるほど大人気。全国展開のお弁当チェーンでも、沖縄限定として夏には「ゴーヤー弁当」が販売され、毎年好評です。
さらに、沖縄県民のゴーヤー愛は深く、ゴーヤーバーガーやゴーヤービールなどゴーヤーをメインにしたオリジナル商品も数多く販売されています。JA沖縄経済連と沖縄県が1997年に５月８日を「ゴーヤーの日」に制定。例年、さまざまなキャンペーンやイベントが県内各地で行われます。ゴーヤーを食べて、長い夏を乗り切りましょう！

雨の日に街行く人を眺めていると、あることに気付きます。それは、ほとんどの沖縄人は、少しぐらい雨が降っても傘をささないこと。特に学生は、大降りでも平気で歩いているのをよく見かけます。

傘をささない理由は、南国独特のスコールのような雨のため。激しく降ったかと思えばすぐに止んで、晴れ間が広がるので「すぐに晴れるさー」と楽観的。
また、海風が強いので傘をさしても壊れてしまい、意味がないという意見もあります。他にも、車移動がメインなのでほとんど濡れないからという沖縄ならではの理由も。実際、傘は車に積んだままという人も多数です。沖縄の気候と県民性が傘をささない文化を作っているのかも知れません。