横浜市の地域情報
・概要
横浜市は神奈川県の東部に位置する政令指定都市で、18の行政区があります。横浜市の中でも西区や中区は、オフィスビルや商業施設が立ち並ぶエリアですが、高層マンションの開発も進みました。横浜市はベッドタウンとして、鉄道沿線を中心に住宅街も広がっています。
・横浜市の由来や歴史
横浜市は 江戸時代末期の1854年に日米和親条約が締結され、日本の鎖国体制が終焉を迎えた地です。1858年に日米修好通商条約が締結されたことにより、1859年には横浜も開港され、国際貿易によって発展してきました。外国人居留地が設けられた山手などは今も異国情緒漂う街並みを残しています。2009年には、横浜は開港150年を迎えています。
1889年に市制がしかれて「横浜市」が誕生し、1956年に政令指定都市となりました。
横浜市の交通アクセス
横浜市には横浜駅を起点に多くの鉄道会社が乗り入れ、鉄道網が充実しています。JR線では、東海道本線や京浜東北線、横浜線、根岸線などが走り、横浜駅のほか、桜木町駅、鶴見駅、戸塚駅などが主要駅です。東海道新幹線の新横浜駅もあります。東急線ではみなとみらい線と直通運転を行う東横線や田園都市線で、渋谷へアクセスできます。海老名などと結ぶ相模鉄道、三浦海岸や羽田空港、品川へ向かう京浜急行など市外や県外への移動もしやすいです。また、横浜市内の交通網として、横浜市営地下鉄も運行しています。
横浜市の生活情報
横浜市の中でも、横浜駅周辺は百貨店をはじめとする商業施設が立地するエリアです。ショッピングモールはみなとみらいエリアに数多く立地し、横浜市営地下鉄センター北駅や横浜線沿線にもあります。日常の買い物は最寄り駅の周辺のスーパーを使い、仕事や学校の帰り、あるいは、休日などはみなとみらいでショッピングを楽しむといった暮らしができます。
横浜市の観光スポット
横浜の中でも、みなとみらいや元町、中華街などは観光で人気のあるエリア。みなとみらいには、横浜ランドマークタワーや横浜赤レンガ倉庫などの観光スポットがあります。中華街から目と鼻の先に山下公園が位置しており、散策スポットとして人気です。桜木町駅で下車し、みなとみらいを散策して山下公園で一休み。中華街まで足を延ばし、食べ歩きを楽しんだと元町でショッピングと、丸一日楽しむことができます。
・横浜中華街
横浜中華街は日本最大のチャイナタウンで、飲食店を中心に、食材店や雑貨店などが軒を連ねています。中華街はシンボルとなっている「善隣門」をはじめ、東西南北などに牌楼と呼ばれる門が合計10基立ち、異国情緒あふれるエリアとなっています。
・横浜ランドマークタワー
横浜ランドマークタワーは高さ296mの超高層ビルで、みなとみらい地区のシンボル的な存在です。ショッピングモールやホテル、オフィスなどの複合施設であり、69階には展望フロア「スカイガーデン」があります。ランドマークタワーは1993年に竣工しましたが、スカイガーデンへ上るエレベーターは、2004年に台湾のビルに抜かされるまでは、世界最速を誇っていました。
・横浜赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫は明治時代の横浜の開港後、保税倉庫としてつくられ、関東大震災で半壊しましたが修復され、歴史的建造物となっています。1989年に倉庫としての役割を終えた後、しばらくは放置されていましたが、横浜市が国から取得し、保存改修工事が行われました。そして、2002年にホールや展示施設、カフェやレストラン、ショップなどからなる商業施設としてオープンしました。屋外はイベントスペースとして使われ、冬にはアイスリンクが設けられています。夜にはライトアップされ、オレンジ色の光が幻想的な雰囲気を醸し出しています。
・山下公園
山下公園は横浜港に面した場所に立地し、公園内を散策し、横浜ベイブリッジや大さん橋を眺めるスポットとしても人気があります。「赤い靴はいてた女の子の像」や「かもめの水兵さんの歌碑」などの記念碑や、サンディエゴ市の寄贈による噴水「水の守護神」などが設けられています。
・横浜元町
「横浜元町ショッピングストリート」は、JR石川町駅を下車し目の前の通りを本牧方面へ向かう途中にある賑やかな商店街で、150年以上の歴史があります。外国文化の入り口であった横浜港に隣接する元町は、飲食店や衣料店、家具や手芸品などさまざまな刺激を受けながら進化してきました。
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