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統計

2012-11-08 00:00:00.0

首都圏投資用ワンルームマンション、年間5,500戸供給の見通し/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイはこのほど、「2012年首都圏投資用ワンルームマンション市場動向調査」の分析結果を発表した。

 12年1〜9月の新築ワンルームの平均価格は、1戸当たり2,332万円(前年同期2,377万円)。前年割れするも、07年以降2,300万円前後の水準で緩やかな上昇傾向。
 また、供給戸数は4,072戸と、前年同期比(3,081戸)で1,000戸弱増加し、年間では5,500戸程度となる見通し。

 中古ワンルームは、1戸当たりの流通価格は994万円で、11年の1045万円から4.9%下落。07年に1,105万円まで上昇して以降、根強い投資ニーズの受け皿として1,000万円台を維持してきたが、築年数の古い物件のシェア増加と市況悪化の影響で6年ぶりに1,000万円を下回った。
 事例数は、5万417件と前年同期(4万5,983件)を上回っており、年間では7万件弱に達する可能性もあるとしている。