（株）不動産経済研究所は19日、2015年の首都圏建売市場の動向をまとめた。

　同年1年間の新規発売戸数は5,036戸（前年比7.3％減）。地域別にみると東京都1,568戸（同22.3％減）、千葉県1,248戸（同12.6％減）、埼玉県1,392戸（同22.1％増）、神奈川県727戸（同6.8％減）、茨城県101戸（同50.7％増）となった。

　新規発売戸数に対する契約戸数は2,402戸で、月間平均契約率は47.7％（同0.2ポイント上昇）。1戸当たりの平均価格は4,789万円（同1.6％上昇）だった。

　なお、同年12月の首都圏の新規発売戸数は425戸（前年同月比49.6％減）。契約戸数は273戸で、月間契約率は64.2％となり、前月より20.7ポイント上昇した。1戸当たりの平均価格は5,973万1,000円（同9.9％上昇）。即日完売は8戸、翌月繰り越し半場在庫数は863戸で、11月末に比べて34戸減少した。