賃貸
2016-03-24 00:00:00.0
首都圏の居住用賃貸物件、成約数再びプラスに/アットホーム調査
不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2016年2月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。
同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、26万2,483件(前年同月比2.3%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが2,607円(同0.8%下落)、賃貸アパートが2,211円(同ほぼ横ばい)。1戸当たりの登録賃料は、賃貸マンションが9万600円(同2.1%下落)、賃貸アパートが5万9,400円(同0.8%下落)となった。
成約件数は2万8,504件(同1.2%増)と、新築アパートの好調により前年同月比で再びプラスに。地域別では、東京23区が1万2,209件(同1.1%増)。東京都下が2,653件(同5.3%減)、神奈川県が7,292件(同3.6%減)と減少。埼玉県が3,211件(同10.3%増)と、引き続き中古物件が好調で11ヵ月連続で増加した。千葉県も3,139件(同12.0%増)と好調。
1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,602円(同0.6%上昇)と、3ヵ月ぶりにプラスに転じた。賃貸アパートは2,286円(同0.7%上昇)となり、5ヵ月ぶりのプラスに。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが8万5,200円(同1.6%下落)と5ヵ月連続のマイナス、賃貸アパートは6万1,300円(同0.3%上昇)と3ヵ月連続のプラスとなった。