（株）不動産経済研究所は14日、2017年8月の近畿圏マンション市場動向を発表した。
　同月の発売は1,215戸（前年同月比1.9％減）と、2ヵ月ぶりに前年同月を下回った。契約率は80.0％（同6.2ポイント増）。1戸当たりの平均価格は3,549万円（同9.3％減）と2ヵ月ぶりのダウン。1平方メートル当たりの平均単価は59万6,000円（同6.0％増）と、3ヵ月連続のアップとなった。
　即日完売物件は、「リバーガーデン福島木漏れ日の丘（3街区）」1期（大阪市福島区、70戸、平均1.1倍、最高2倍）など3物件89戸。月末の販売在庫数は2,192戸で、前月末に比べて152戸減少した。
　なお、9月の販売は1,700戸程度を見込む。