（株）東京カンテイは5日、2018年3月の主要都市圏別・新築小規模一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内。木造で、土地・建物ともに所有権の物件。
　首都圏の新築小規模一戸建ての平均価格は4,439万円（前月比0.5％上昇）と3ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が5,192万円（同0.7％上昇）と連続上昇。埼玉県も3,647万円（同3.1％上昇）と反転上昇したが、神奈川県は4,082万円（同0.4％下落）、千葉県は3,496万円（同1.8％下落）と弱含んだ。
　近畿圏の平均価格は3,182万円（同0.9％下落）と、2ヵ月連続で下落した。京都府は3,164万円（同4.3％上昇）と3ヵ月ぶりに反転上昇したが、大阪府は2,987万円（同2.6％下落）、兵庫県は3,641万円（同2.2％下落）と、ともに下落傾向に転じている。
　中部圏の平均価格は3,608万円（同2.7％下落）と、3ヵ月ぶりに反転下落。愛知県は3,665万円（同2.1％下落）となった。