（公財）不動産流通推進センターは20日、8月の指定流通機構の活用状況を公表した。
　同月の新規登録件数は、44万764件（前年同月比6.0％増、前月比5.4％減）で、前年同月比では14ヵ月連続のプラス、前月比では3ヵ月ぶりにマイナスに転じた。成約報告件数は4万153件（同1.2％増、同16.4％減）と、前年同月比で5ヵ月連続のプラス、前月比では2ヵ月連続してマイナスに。総登録件数は84万9,613件（同1.8％減、同0.4％増）で、前年同月比では29ヵ月連続のマイナス、前月比では5ヵ月連続のプラスとなった。
　売買・賃貸の物件別では、売り物件の新規登録件数は14万5,351件（同19.6％増、同5.2％減）。成約報告件数は1万2,596件（同4.5％増、同20.3％減）。総登録件数は33万8,082件（同6.3％増、同0.6％増）と、前年同月比で16ヵ月連続のプラス、前月比では5ヵ月連続のプラスに。
　賃貸物件は、新規登録件数が29万5,413件（同0.4％増、同5.5％減）。成約報告件数は2万7,557件（同0.2％減、同14.5％減）。総登録件数は51万1,531件（同6.6％減、同0.2％増）と、前年同月比で40ヵ月連続のマイナス、前月比ではふたたびプラスに転じた。
　新規登録売り物件の取引態様別物件数は、専属専任が1万7,269件（構成比11.9％）、専任媒介が4万5,510件（同31.3％）、一般媒介が4万2,086件（同29.0％）。成約報告物件では、専属専任が3,271件（同26.0％）、専任媒介が5,669件（同45.0％）、一般媒介が1,639件（同13.0％）だった。