（公財）不動産流通推進センターは20日、全国の指定流通機構の活用状況（2019年1月分）を公表した。
　同月の新規登録件数は51万9,634件（前年同月比10.3％増）と19ヵ月連続のプラスとなり、前月比では3ヵ月ぶりにプラスに転じた。成約報告件数は5万447件（同5.8％増）で4ヵ月連続で増加し、前月比では3ヵ月ぶりにプラスに。総登録件数は83万5,068件（同3.2％減）で34ヵ月連続でマイナスとなり、前月比でも2ヵ月連続のマイナスに。
　物件別では、売物件の新規登録件数が18万6,845件（同37.9％増）と、14ヵ月連続の増加。前月比では再びプラスに転じた。成約報告件数は1万2,597件（同4.0％増）と8ヵ月連続で増加し、前月比では2ヵ月連続してマイナスとなった。総登録件数は35万7,367件（同8.9％増）と21ヵ月連続でプラスに。前月比では再びプラスに転じた。
　賃貸物件では、新規登録件数が33万2,789件（同0.8％減）で、5ヵ月連続してマイナスに。前月比では3ヵ月ぶりにプラスに転じた。成約報告件数は3万7,850件（同6.4％増）と4ヵ月連続でプラス。前月比では3ヵ月ぶりにプラスに転じた。総登録件数は47万7,701件（同10.6％減）で45ヵ月連続のマイナス。前月比では3ヵ月連続してマイナスとなった。
　売り物件の取引態様別物件数は、新規登録物件では媒介契約が14万261件（同43.8％増）。そのうち、専属専任が2万523件（同14.5％増）、専任媒介が6万2,079件（同49.0％増）、一般媒介が5万7,659件（同52.0％増）だった。
　成約報告件数のうち、媒介契約は1万413件（同1.9％増）。内訳は専属専任3,144件（同4.1％減）、専任媒介5,717件（同5.8％増）、一般媒介1,552件（同0.9％増）だった。