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統計

2019-03-12 00:00:00.0

平成世代は住宅探しでもSNS映えを重視

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は12日、「平成世代と昭和世代の暮らし意識調査」の結果を発表した。10〜50歳代の各年代の男性100人・女性100人、計1,000人が調査対象。調査期間は2月11〜13日。
 都会と田舎、どちらに住みたいかを聞いたところ、両世代とも「どちらかと言えば都会」が最多回答に。「都会」回答者も含めると、平成世代では56.8%、昭和世代では55.2%が都会に住みたいと望む結果となった。
 住むまちを決める場合にどんな点を重視するか?では、両世代とも「買物環境が充実」(平成58.0%・昭和62.5%)がトップに。「職場・学校の近く」は平成世代ではがトップと同率(58.0%)で並んだ。昭和世代の2位は、「治安」(54.0%)で、昭和世代では「治安」は3位であった。
 住宅を決める際の重視ポイントについては、平成世代は「家賃/価格」(80.3%)、「間取り」(69.8%)、「広さ」(61.5%)の順、昭和世代は「間取り」(74.0%)、「家賃/価格」(72.3%)、「日当たり」(68.3%)の順となった。 なお、平成世代は「広さ」「キッチンなどの最新設備の充実」「デザイン性」の項目で昭和世代を5〜10ポイント上回り、SNS映えを意識してか、広さやおしゃれさを求める傾向がうかがえた。逆に、昭和世代は「日当たり」や「隣にどんな人が住んでいるか」の項目で平成世代を15ポイント以上上回っている。