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2021/9/1

三大都市圏の既存M「相場価格」、上昇が加速

 (株)東京カンテイは1日、三大都市圏の「中古(既存)マンション相場価格」を調査・分析した。
 価格変動に大きく影響する「築年数」と「立地」について一定の条件を設定することで、対象物件の均質化を図り、「相場価格」を算出。推移を分析することで正味のトレンド把握を試みている。対象物件は(1)築10年プラスマイナス5年、(2)最寄駅から徒歩5分以内、(3)既存流通事例数は3件以上または総戸数の2%以上のいずれの条件も満たしたもの。個別の事例価格に関しては「4階・中住戸・南向き」に補正し、1坪当たりの単価を算出した。
 首都圏の2021年上半期の既存マンション相場価格は坪単価263万3,000円(前期比6.6%上昇)と、17期連続で前期を上回った。近年は上昇幅が1〜2%で推移しており、今回は上昇幅が大きく広がる結果となった。
 都県別でみると、東京都が317万4,000円(同6.5%上昇)、神奈川県が207万8,000円(同4.7%上昇)、埼玉県161万9,000円(同6.2%上昇)、千葉県150万6,000円(同5.8%上昇)。過去5年で初めて東京都は300万円台、神奈川県は200万円台に乗せた。中でも、東京都心部(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区)は上昇の勢いが強く、20年上期は465万1,000円となり、16年上期(356万7,000円)から100万円以上上昇している。
 近畿圏の相場価格は184万円(同3.4%上昇)と上昇基調が10年以上継続。上昇幅も20年上期・下期に比べて拡大している。主要府県では、大阪府が183万1,000円(同2.9%上昇)、兵庫県178万1,000円(同3.1%上昇)、京都府229万1,000万円(同4.1%上昇)となり、京都府では圏域平均を上回る上昇幅を記録した。
 中部圏の相場価格は143万4,000円(同5.5%上昇)で、17期連続の上昇となった。愛知県は148万1,000円(同5.3%上昇)となった。特に名古屋市で166万3,000円(同6.1%上昇)と大きく上昇した。

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