大東建託（株）は1日、過去最大級の居住満足度調査による「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2021＜全国版＞」および「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング2021＜全国版＞」の結果を発表した。
　全国47都道府県居住の20歳以上の男女、19〜21年合計52万1,456名を対象にアンケートを実施した結果を集計。
　街の幸福度（自治体）ランキングのトップは、埼玉県比企郡鳩山町。2位が愛媛県伊予市、3位が宮崎県北諸県郡三股町だった。トップ10のうち、9自治体は郡部に位置する「町」がランクインする結果に。トップ10にランクインしている自治体で、「住みここち（自治体）」でもトップ10にランクインしている自治体は一つもなく、住みここちが必ずしも街の幸福度に直結しているわけではないことが分かった。
　住み続けたい街（自治体）では、大阪府三島郡島本町がトップに。愛知県長久手市、神奈川県三浦郡葉山町と続いた。トップ3のうち、2自治体は郡部に位置する「町」がランクイン。トップ10にランクインしている自治体のうち、7自治体が「街に誇りがある」もしくは「街に愛着がある」でもトップ10にランクインしており、街への誇りや愛着と住み続けたい街には関連性がありそうだとしている。
　街に誇りがあるランキングのトップ3は、1位が沖縄県中頭郡北谷町、2位が兵庫県芦屋市、3位が神奈川県鎌倉市。街に愛着があるランキングのトップ3は、1位が沖縄県中頭郡北谷町、2位が東京都目黒区、3位が神奈川県鎌倉市だった。